私がよくやらかす認識ミス
私がよくやらかす認識ミスとして、「自分の記事に対して否定的な人々をひとつの人格として処理してしまう」というものがあります。
- 例1
- Aさん「徳保さんは実力が不十分なのに態度が大きいので損をしていますね」
- Bさん「所詮、徳保はこの程度」
- 徳保隆夫「俺を批判するヤツって、自分は態度が大きいくせに、他人には態度が大きいっていうのな」
- 反響「藁人形論法」「徳保メソッド」「これじゃ仏のAさんも見放すわ……」
たくさん批判が集まっても、案外その内容は重なっていない。たいていの指摘は少数意見でしかない。にもかかわらず、私はついつい、「全ての批判者が、全ての種類の批判をぶつけてきた」と錯覚しがち。上記の例では、Aさんの指摘とBさんの態度が、私の中では合体してしまい、バカな発言に至っているわけです、
- 例2
- ブログがプチ炎上して、はてブのコメントとかにたくさんの批判が寄せられる。
- 手っ取り早いところからひとつずつ反論していくのだけれども、だいたい3つか4つの批判に反論したあたりで疲れる。
- 「これだけ説明しているのに」みたいな愚痴を書く。
- 「まだ肝心な批判に何も答えていない」と反発される。実際、その反発した人にとっての「肝心な批判」とやらに、私はまだ回答していない。
- 私のほうは批判者をひとつの人格に擬しているから、「あなた方」にはもう散々反論してきただろ……という。
- でもそれは勘違いなので、通用しない。「ちゃんと答えろ」と言われ続ける。
これは割と勘違いに気付きにくい例。私は「全ての指摘にきちんと応対する」義務を認めませんが、しかし、勘違いは勘違い。「あなた方」は私の頭の中にしかない存在なので、「あなた方」に憤懣をぶつけても実りがないことは認めます。
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注意書き
- 筆者は徳保隆夫(とくほたかお)です。1980年愛知県生まれ。千葉県成田市育ち。メーカーに技術者として就職後、関東各地を転々としています。……という設定です。
- 私の文章は全て実記ではなく小説なので、客観的事実と異なる記述を多々含みます。
- 著作権は主張しません。詳細はInfoで、過去ログなどはNoteでご案内します。