とくに付け足しの情報は持ち合わせていない。それでも、私の言葉もいちおう、残しておく。
初心者向けのブログサービス……いま私がまじめに答えるなら、Amebaブログです。ブログ仲間やネッ友を作りやすいから。ただし、その人が本当にやりたいこと次第では、TwitterやmixiやFacebookあたりを勧めるかもしれない。
「ソーシャルメディア時代」なんていったって、所詮、高々読者の1割が目に見える反応をするようになっただけ。しかもその反応の大半は、無言ブクマとか、リンクだけの紹介とか、それをリツイートするだけだとか、そういうもの。状況は何も変わっちゃいないよ。
以前は信じられたのにいまは信じられないという人は、1%が10%になったら何かの閾値を越えたということなんだろうが……。私にはそういう感覚が、ピンとこない。
あれかな、最近はアクセス解析をする人が減っちゃったというのもあるのかもね。Twitterとか、アクセス解析の仕組みが皆無のサービスが大人気だったりして。Facebookはよく知らないけど、mixiは足あと帳をやめてしまったし……。沈黙のオーディエンスを信じるよすががないのでは、不安になるのも当然か。
カウンターとか、いまやすっかり廃れてしまったけど、私は正しい防衛策だったと思う。カウンターの数字が増えていくだけで、「あー、誰か読んでくれているんだ」って安心できたよね。
一読した感想はmg_eさんのコメントと同じだったんだけど、よく考えてみるとBloggerに劣った部分があるわけじゃない。藤本高司さんはBloggerのいいところを説明しているだけ。自分のことなんだけど、いったい何にカチーンときたのかわからない。
個人的には、Bloggerは旧バージョンも新バージョンもポータルページや管理画面が「ふつうのブログ」のパターンからあれこれ外れていて、個人的には戸惑う。
あと、零細ブログに読者を連れてくる部分を、Blogger側が積極的にサポートしないのは気になるところ。はてなダイアリーの場合、サービスのトップページで今週のお題と初投稿ブログを表示しているのが優しいと思う。あそこに表示されたって5人、10人くらいしか見にこないかもしれないけど、その5人、10人の読者を自分で連れてくるのが、どれだけ難しいか。
ちなみにTwitterのフォロワー数ってのは、「ほとんど誰にも読まれていない」という実態を覆い隠す、うまい仕組みだと思っている。