趣味Web 小説 2013-10-17

なぜ「どうでもいい」とわざわざいうのか

1.

私が「どうでもいい」と判断することを「大問題だ!」と騒ぐ人(Aさん)がいたら、「そりゃおかしいだろ」といいたくなるのは自然なことだ。そのとき私が問題視しているのは「瑣末なことをことさらに問題視して大騒ぎすること」であって、Aさんが問題視していたことは「どうでもいい」ままである。

「どうでもいいことならスルーするのが自然」とかいって反論した気になってる人は、日本語の能力か、論理を把握する能力に問題がある。

2.

例え話を試みる。

裁縫糸をハサミで切るとき、糸に斜めに刃を当てるか、垂直に当てるかで悩んでいる人(Bさん)がいたとする。斜めに切る方が針に糸を通しやすい。しかし糸がほつれやすくもなるから、素直に垂直に切る方がいいかもしれない。それに対してCさんが「どちらでも大差ない。どうしても気になるなら、両方試せばいいだけだ。悩んでいるのはバカらしい」と、いったとする。

Cさんが問題視しているのは、「どうでもいいことでBさんが悩み、作業が止まっていること」だ。「糸を斜めに切るか垂直に切るか」は、Cさんにとって「どうでもいいこと」である。というか、それが「どうでもいいこと」だからこそ、そんなことで悩むBさんに、Cさんは何かいわずにはいられなかったのだ。

このときCさんに「どうでもいいことならスルーすればいいのに」というのは、まるで的外れだ。実際、Cさんは糸の切り方には頓着していない。どっちでもいいことなのだから、頓着しないのは当然だろう。

この程度の話はスーッとわかってもらいたい。しかし理解できないんだか、理解する気がないんだか、とにかく話の通じない人が世の中には多くて困る。

3.

ここから注意して読んでください。

ちなみに今回の件についていうと、otsuneはネタだから許されるという風潮という記事が提起しているのが「どうでもいい問題」だとは、私は思わない。しかし、「どうでもいい」という感想を持つ人がいても不思議はない。そして、「どうでもいいならなぜスルーしないのか」というイチャモンには、カッチーンときた。それで、こんな記事を書きました。

どう? わかります? そんなに難しいことを書いているつもりはないんだけど、どうもこういう話って、まともに通じる相手の方が少ないんだよね。

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