この手の話題になるたび、一部のはてブコメントにイライラする。
Eimelle555 まあ、CD買ってと消費者にお願いする前に、中抜きやめてと関係各所に言うべきだなと。消費者は便利かつ安い方を買うよそりゃー。
kohidekazu DL販売が低価格なのは流通や中間業者が少ないからであって、それなのに製作者の手元にお金が残らないのは他の誰かが中間で抜いているからでしょ。そこの事実に触れないのは誠実な記事じゃないよね。
Panthera_uncia ×「CD買って!」○「DLの取り分増やして!」
私が見た時点での人気トップ3のコメントがこれ。
以下、私の認識を記す。これは私の世界観であり、客観的事実とは相応のズレがあると思う。ただまあ、批判の対象は誰かが中間で抜いている
などというフワッとした主張なのでね……。「それよりかマシ」と思っていただけたなら、十分です。
シングルCDには、2〜5曲入っていることが多い。4曲入りというのが、一番多いパターンかな。A面、B面、A面のインスト、B面のインストで4曲。この4曲で、1200円くらい。
でも、多くの消費者は、A面の1曲だけがお目当てだったりする。残りの3曲は、オマケ。積極的に買いたいわけではない。だから、A面1曲だけを安く売ってくれたら、多くの消費者にとっては嬉しいわけだ。
ではなぜ、「A面1曲だけを安く売る」メーカーが登場しなかったのか。
CDのプレスと流通に要する固定費は、かなり大きい。だから、「1曲入り300円のCD」では、たとえ10万枚売れても利益が出ない。もちろん10万枚も売れるCDなんて、滅多にない。なのでCDの価格は「最低でも800円くらい」になる。消費者は、「1曲入り800円」より「4曲入り(2曲インスト)1200円」にお得感を覚えた。
つまり、「1曲だけ買っても大して安くならない」という前提のもと、「4曲セット販売」を消費者が受け入れた。お目当てのA面通常版の力で、
ひとたび相場が形成されれば、多くの人々が「4曲入り(2曲インスト)1200円」を前提にビジネスを組み立てるようになるのは、自然なことだろう。
さて、DL販売にも固定費はある。決済コストとか。なので、日本ではなかなか1曲100円にはならない。市場競争の結果、1曲250円で相場が形成された。
コンシューマのゲームソフトなどでも、値下げしてたくさん売る方が利益が増すと予想したメーカーは、値下げを断行する。もちろん、「このソフトは値上げした方が利益が増える」と予想すれば
芸能人のブログが増えて、それでわかったことがいろいろある。そのひとつが、これ。
司会者が務まる人が限られている理由は、よくわかった。
とはいえ、テレビには「バラエティ番組の素人」も、よく出てくる。そうした場合、いったいどうしているのか。注意して番組を視聴すると、いろいろな配慮が見えてきて楽しい。
主人公らは後頭部を殴られても失神するだけなんだけど、被害者の人たちはタンスの角に頭をぶつけると一撃で死ぬ。世の中、簡単に死ぬタイプの人が大多数だと思う。何かトラブルになっても絶対に人を突き飛ばしてはいけない。頭を硬いもので叩いてはいけない。
あと、犯罪に関わろうとしている知人に翻意を促すとき、「警察にいう」は絶対に禁句。また倫理的な説得も危ない。あくまで「その計画はうまくいかないと思う」みたいな感じにして、「こいつを生かしておいたら警察に通報されるかも」とは思われないようにしないといけない。
恐喝は論外。
早合点やすれ違いの悲劇を、数多のドラマが描き続けてきた。みんな、見てきたはずだ。それなのに、どうして。
人のいうことは、極力いい方に解釈したい。ビックリするような話は、ちょっとした「証拠」で安直に信じたりせず、まずは相手の話をよく聞くことだ。