趣味Web 小説 2005-02-19

「教える人」に厳しく、「学ぶ人」に甘い

彼の書評など読むと、批判の論点はHTMLの論理マークアップが踏まえられていない、ということを書く場合が多いと思う。少なくとも、俺は何度もそういう論点のものを見た。が、自サイトでテーブルレイアウト許容の発言というのは、どうかと感じる。HTMLの論理マークアップを口にする人なら、本来表組用の要素であるテーブルを使用し、環境によっては破綻をきたすレイアウトを建前でも認めるべきではないと思うんだが。

自動で CSS デザインに変換するツールは実現可能かへのご批判とのこと。

私は「教える人」に厳しく、「学ぶ人」に甘いのです。勉強したくなければしなくてもいいですよ、というのが私の立場。タグ屋を利用したり、ダメな解説サイトを選んで学ぶことだって咎めない。私はお勧めしません、というだけ。(それが現在の立場/将来は考えが変るかもしれません)

あなたの好きな要素(HTML)は?に、私はこう書きました。

正しい解説をしても8割方の生徒が誤解します。だから結果を求めても仕方ないのだけれど、間違った解説をしてニュータイプの才能を空費するのはいかがなものか。これはもう断言していいのだけれど、正しいやり方を理解できるなら、絶対にその方が幸せなんです。

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