takoponsの意味(2005-09-12)で紹介されていた記事なのだけれども、ありがちな勘違いがひとつ。
公開で脳内作業を行うな、という向きもあろうがまあ勘弁して頂きたい。要は、ブログの機能を「読む対象」「書く対象」という二つに分けた時、ブームが起きているとしたら「書く対象」としてのブログだけなんじゃねえの、というこの妙な構図が私に違和感をもたらしていた、ということになる。
まず総務省の資料「ブログ・SNS(ソーシャルネットワーキングサイト)の現状分析及び将来予測」(2005-05-17)は必読。
どこから錯誤が生まれるのかというと、アクティブな書き手の16倍しか読者がいないにもかかわらず、トップクラスのブログが1日十数万人の読者を集めているからです。当然、大半のブログは読者が非常に少ない。以下の記事内で示した表を参考にしてください。
アクセスアップなんて、誰にでもできるものじゃない……そう気付くまでには、時間がかかるものです。指南書の内容が無駄とはいわないけれど、この世界には例外が多過ぎますね。