最近1ヶ月ほど、あれこれデザインをいじってきたのだけれど、ようやく落ち着いた感じ。「どんどん増えていくコンテンツを、いかにスッキリ整理していくか」は当サイト開設当初からの課題。私好みのシンプルな目次と利便性のバランスは、いつも悩みどころ。
私は年1~2回、記念写真のようにサイトのバックアップをとっている。こうして変遷を眺めるに、3年余りでコンテンツの分量が10倍以上になっていることを考えれば、目次の複雑化を避ける努力は無駄ではなかった? 自画自賛に過ぎないのかもしれないが。
何年間も更新を続けていると、どんどん増えていくコンテンツをどう整理していくかが問題になる。私は1つのフォルダに100以上のファイルがあると気持ち悪く感じる性格なので、当サイトはこれまで何度も危機に直面してきた。事前に設計図を描くことができればよいのだが、気まぐれな更新が続く限り、それは難しい。
クールなURIは変わらないとティム・バーナーズ・リーはいう。私はクールを諦めて(気持ち悪さに負けて)、たびたび大規模なファイルの配置換えを行ってきた。ここ2年ほど備忘録ばかり更新しているのは、ファイルを作るたびにファイルの配置に悩む状況に嫌気が差し、同じ作業の繰り返しでサイトを運営していきたいと願った結果でもある。ところが、その備忘録でさえ、一度はファイル管理が破綻している。つくづく先の見通しを立てるのが苦手なようだ。
備忘録の更新には相変わらず Movable Type を使っている。その割にブログっぽく見えないのは、雑多な機能の多くを捨てているからだ……と以前はいっていたけれど、最近は次第にずれてきた。
「それはおかしいだろう」という記事に反論を書いて Ping を飛ばすことを繰り返す内に「一方的なトラバ撃ちは反則」といった反応が出た。しばらく無視していたのだけれど、いつの間にか心境が変化して TrackBack を消極的に導入。目立たない場所へ追いやったためか、Trackback と精神力の問題で心配したような問題も生じていない。コメント欄の代わりに掲示板を復活させることも検討中。また、このところよく「検索語 site:deztec.jp」とググっている自分に気付いたので、検索窓もつけることにした。検索の早さと精度、便利な機能を考慮して Google を利用することにした。
そんなこんなで、個人的には、まずまず満足できる結果となったと思う。
エビスコムの新刊。エビスコムは最初期にはとんでもなくひどい本を書いていたが、いつの間にか超優等生に。それでいて売れ続けているのだからすごい。この本は Movable Type のテンプレートを0から書き始めてブログを構築していく内容。お手軽カスタマイズの対極に位置する解説書だけに、ぜひ売れてほしい。