趣味Web 小説 2009-03-16

検索避け文化 雑感(2009年春)

彼女らが他人に迷惑をかけることを極端なまでに恐れるのは、「迷惑をかけられる」ことを非常に恐れる、些細なことでブチ切れることの裏返し。無断リンク禁止とか。

こういう話題が出るたび、公開の場でやるな、みたいな意見が出るが、他人事だと思ってよく考えずに提案したって意味がない。

同人趣味の人が身近にたくさんいて満足している腐女子は少数派だろう。世界のどこにいるともわからない同好の士に向けて情報発信したいのだから、公開の場が必要なのだ。あるいは、作品自体は非公開の場(mixiとかいろいろ)に置くとしても、閲覧パスワードは知り合い以外にも教えたいわけ。

とすると、仮にパスワード制にしても、どこの馬の骨ともわからない輩を一方的に信頼してパスワードを教えなければいけないわけだ。また案内ページは、コンテンツの概要を予測させるような形で公開(に準ずる)の場に置いて、何らかの検索方法で同好の士が発見できる状態にせねばならない。

で、公開+検索避け、となる。なぜ検索除けが必要なのかは、以前書いた。

同好の士にはどんどん集まってきてほしい、でも望まないタイプの閲覧者は排除したい。その方法が果たして検索エンジン避けなのか……というと、微妙なところ。でもこれは管理人側ばかりは責められない。侵入者たちの万能の言い訳にされているのもまた事実だからです。場違いなところに入り込んだらすぐに帰ればいいものを、「うわー、キモイ、キモイ」といいつつどんどん読み進んで不愉快になり掲示板で文句をいう、頭オカシイ人が実際にいるのです。

原作者からサイトを隠そうというマナー、これも私は理解できます。二次創作の世界はお目こぼし産業。でもサイト間のリンクの張り合いは緊密だし、公式サイトはたいていつまらないからリンクを張る人が少ない。検索避けがマナーになっていなかったら、漫画やアニメのキャラクターの名前で検索したら、上位にくるのは軒並み同人系サイトになってしまいかねない。

やっぱりそれが著作権ホルダーに許されるとは思えない。隠せばいいってものではないだろう、という意見はわかるけど、実際には隠せばすむことも多い。

ところで、十分に大きなコミュニティがあればいいんじゃないか、という考え方もあると思う。でも誰も責任を取りたがらない世界なので、コミュニティの管理者が存在し得ない、という問題が。

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