趣味Web 小説 2011-01-22

相続税の基礎控除縮小が閣議決定された

「リフレ+基礎控除の据え置き」が現実解だと思う。これだって、実際に地価が再び上昇したとき、守り通すのは並大抵のことではない。

……と書いてから約2年、まさかの展開が待っていた。

2010年12月16日、2011年度の税制改正大綱が閣議決定された。その中に、相続税の基礎控除と法定相続人比例控除の4割減が盛り込まれていたのだ。これには正直、ビックリした。しばらく民主党政権が続くのだろうから、自民党がやらない政策の内、私が実現を望んでいた政策は、どんどん実現してほしい。

菅直人内閣の支持率は、このままいくと鳩山内閣を下回りそうだけれども、「支持率が1%になっても続ける」という意気込み通り、この税制改正はぜひ実現していただきたい。TPP参加も保護貿易と手を切る突破口として期待しているのだけれど、これはさすがに無理かな……。短期間ではゴタゴタが片付きそうにない。

明後日に迫った施政方針演説を注視したい。どれくらい本気なのか。個人増税なので、政局になれば槍玉に挙げられる可能性が高い。あっさり譲歩の材料にされてしまうようだと残念だ。施政方針演説の中で明確に言及されていれば、と思う。

追記:

相続税への言及はゼロ。残念……。

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