他人への配慮というなら、母親の気持ちにも配慮したらいいじゃないか。母親だって他人のうちの一人ではないですか。
自分なりの理想像があるけど、日常的にはそれを実践できていない。でも、せめて他所の方には、理想の自分を演じたい。それが母親の願いでしょう。なぜ、その願いを踏みにじるのか。どうして母親への配慮より、火災報知機の点検をする人や、宅配便の配達員さんへの配慮を優先するのか。私には、それがわからない。
もし、「身内」の母親には配慮なんかしないでいいんだ、という考えなら、yuhka-unoさんもお母さんも、私から見れば大差ない。
自分に害なす相手のために実際に何かをする気にはなれないとしても、せめて心の中では、本当は赤の他人にするくらいの配慮はすべきだったな……と考えるようにする。他人の生き方に対して、批判はしても、尊重することを忘れない。そうした努力なしに、誰もが暮らしやすい社会は実現し得ないと思う。