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OGMついにオープンソース! 「コンテナ対決」白熱、喜びのユーザ/ ほか

2003年 7月12日
記事ID d30712

Ogg 2003年7月10日:
OGMついにオープンソース! 「コンテナ対決」白熱、喜びのユーザ
まだ全面オープンでなく、状況はやや微妙か

関連スレ: OGM is not dead - oggds now in xiph CVS
(わざわざ「死んでいない!」と強調したところに、死にかけていたOGMの現実がかいま見える)

OGM動画のかなめOggDS.dllが昨日、ついにオープンソース公開された。 OGMを個人的にクローズドで開発したTobiasがxiphに参加したという2003年1月のニュースは、 OGMの改善・進歩への大きな一歩として歓迎された。ところが、なぜかそのまま動きがないままこれまで来ていた。 OGMがオープンソースでなかったことは、単に気分的な問題だけでなく、修正や改良がやりにくいうえ、Tobiasが消えてしまうとOGM自体の存亡があやうくなるという危険をはらんでいた。しかし、OggDSがオープンになったことで、今後OGMの大幅なバージョンアップに弾みがつく可能性も出てきた。

XiphがOGMのコードをなかなか公開しなかった理由はハッキリしないが、おそらく「できればTheoraの準備が十分に整った段階で」という考えがあったのではないか。 TheoraぬきでコンテナだけのOgg動画が独り歩きしてしまうことを、Xiphの開発者は望まないだろう。 それがこのタイミングでOggDSソース公開になったのは、最近のMatroska系オープン開発のブームと無関係ではあるまい。 とくにOggDSを代替するCoreVorbisフィルターが出現し、本家OGMのフィルターOggDSより良いとも言われている (OggDSは0.9.9.5のままもう長いこと更新されていないので、最近の新しいものより不具合が多いのは仕方なかった)。 OggDSのソースが公開されたのも、CoreVorbisの成功をみて、このままではxiphのプロジェクト全体が停滞してしまうという考えもあってのことかもしれない。

OGMがオープンになったことで、オープンソースの総合マルチメディアフォーマットが2通りになった。 FlacとApeのように、選択肢が多いのはユーザからみてうれしい限りだ。 現状、Ogg動画(OGMでなくOgg)との比較では、Matroska(MKV)が時間的に先行しているぶんのアドバンテージを持っているが、 「OGMではできなかったがMKVではできること」の数々も、OGM自体のバージョンアップが始まれば、しだいになくなって、 どっちでもほぼ同じようなことができる、ということになるかもしれない。 そればかりか、Theoraのできがもし相当良いと(これはかなり希望的観測だが)それにつられてOGMが全盛となり、MKVが逆にマイナーにならないとも限らない。

旧OGMは、何といっても実績の長い枯れた形式だ。世界中の多くの人が日常的に利用するまでになった。 新Ogg動画とはやっかいな互換性の問題はあるものの、もし当初の公約通り完全に互換性を保つなら、すでに広まっているOGMの上位版として、 自動的に安定した地位を手に入れるかもしれない。 何しろOggはRFCまで出ている「ネット的に公式な」存在であり、Vorbisの意義もすごい。 商業的なからみでの微妙な要素はあるにせよ、 ただのコンテナ屋でなく、なかみのフォーマットまで開発しているグループなのだ。 MKVで目を引くSSAソフトサブにしても、MKV自身の手柄というより、 単にSSAというフォーマットを「埋め込んだ」にすぎない。OGMもSSAを埋め込めるようになれば、そしてユニコードベースに移行すれば、 わざわざMKVを使わずともOGMのままいける。両方オープンになった以上、本質的な差は意外に少ないと見るべきだ。

ただ、一般の動画作成者というのは要するに移り気なものだ。 OGMを使ったのも、たまたまそれがその時点でいちばんべんりだったからにすぎない。 最近はMKVが使えるようになってきて、これは明らかにOGMよりすごいポテンシャルなのでとりあえずMKVに浮気しているが、 OGMもソフトSSAなどをサポートしたとなると、またOGMに戻ったりするかもしれない。

とにもかくにも、複数の似たものが並立するのは素晴らしいことだ。 一方にできて他方にできないことがあると、開発者はギャップを埋めようと努力するだろう。 はつらつと競いあう形で、結果的に両方とも高め合っていくとしたら理想的だ。 よく「車輪の再発明」というが、ひとつしかない車輪でどこへ行けるというのか。 方法がひとつしかなければ、その方法は「ほかに仕方がない」という消極的な理由のうえにあぐらをかいてしまう可能性がある。 常にそうなるとは限らないにしても、Tobiasを参加させながらOggDSのソースを半年も秘密にしてきたxiphのやり方は、 どんな理由があるにせよあまり好ましいこととも思えなかった。MKVの躍進がなければOggもそのままだったかもしれないのだ。

MKVに比べて出遅れたOgg動画だが、何と言ってもVorbisの本家本元、Theoraもまだ道は長そうだが大器だと信じたい。

2003年7月12日: メモ

OggDSソース公開されてもOGMの道はまだ険しい。 SubTitDSがまだオープンソースでないため、 日本語文字化けにも手をつけにくい。 しかし時間はかかるかもしれないが、未来は明るいはず。

MKVがブームでOggMux etc.の意義が微妙になってKoepiはナーバスになっている。 OggMuxと同じインターフェイスでMkvMuxを作ると言っていたのが「どうしようかなあ」 いろいろと微妙な人間関係のあやや、ちょっとした行き違いとかもあるだろうが、まあ似たプロジェクトがふたつ並立しているのだから、 ある程度は仕方ない。 KoepiはXiphに対しても反感を持っていて単純にvs.MKVだけでない。 (元をただせば本家Ogg関係の一部の人が「個人が勝手に作った」OGMに反感を持っていた。) TobiasにOggDSのコードを早く公開させるよう根回ししたのはKoepiでは? (OGMが死にかけていたので。)エンドユーザにとっては、 FlacとApeのように、両方あってぜんぜん無問題なのだが、 開発者には開発者独特のあれこれがあるのだろう。 MKVそれだけをみても、本家のMKxDSとGabestのALT系が(ある意味、対立関係で)並立している状態で、 単純に白黒でない。

VdubModティーム初め両方の開発に協力する立場が当然、多数派。 VdubModの次のバージョンはかなりすごいみたい。 MKVmergeも次のバージョンではSSAサポートの不具合修正。 MKxDSの次のバージョンはMatroskaSplitterと並ぶ性能になるだろう。 インストールパックにはVSFilterがデフォで入るだろう。 VSFilterの次のバージョンではMKVの字幕も言語名で選択できるようになるらしい。

2003年7月12日: OGMのSRT日本語字幕に新たな不具合

VSFilterにはOGMのSRT日本語に関して新しい不具合がある。 行末(半角スペースは無視して)が「あ」だと文字化けする。 半角スペース大量挿入では回避不可。 「あ」のうしろに全角スペースを入れると回避できる。 しかしVSFilterを使うとOGMのトラック選択が数字でなく言語名でできるようになる。

2003年7月12日: USF字幕サンプル

USF形式のサンプルを作ってみた。 SSAからの変換(完全ではない)。 USFはXMLである。これでカラオケも含めてMPCやTCMPで外部ファイルとしてちゃんと動く。

Matroska: Real

2003年7月6日 RealMedia Splitter 1.0.0.0: .rm を demux するフィルタ。再加工、トランスマクスの下準備だろう。

2003年7月9日: MKV、RealVideo/Audio サポートへ

「何でも合体スーパーコンテナ」とでもいうべき目標をもつオープンソースのマルチメディアフォーマット Matroska が、 Real Media のサポートに向けて本格的に動き出した。Real自体は歴史的理由から評判が悪いものの、 最近の RealVideo 形式については品質面で高く評価するユーザもいる(ただし、ネット上で配信されている大部分のRMファイルは、 低画質)。更新されたMatroska Muxer 1.0.0.6RealVideoとRealAudioをMUXできる。 同時に公開されたMatroska Splitter 1.0.1.1は、MKVにMUXされたRealVideoとRealAudioを再生できる。 さらに、RealMediaSplitterも1.0.0.1に更新された。

RealMediaSplitter以外の主なファイルはMatroska_20030709.zipに入っている。

現時点でのReal系サポート状況の概要

Codec        | mkvmerge | mplayer from RM | mplayer from Matroska
-------------+----------+-----------------+-------------------------
Audio codecs |          |                 |
14_4, 28_8   | yes      | no              | no
Atrac (atrc) | yes      | yes             | yes
Cook         | yes      | yes             | yes
Dnet         | yes      | no              | no
sipr         | yes      | yes             | yes
-------------+----------+-----------------+-------------------------
Video codecs |          |                 |
RV10         | yes      | yes             | no
RV20         | yes      | yes             | yes
RV30         | yes      | yes             | yes
RV40         | yes      | yes             | yes

そのほかのニュース

2003年7月4日 Rarewarez の post-cvs な Oggenc 2.2 で一部機能に不具合があると報告されている。FLAC / APE 等から一気に変換できる新しい Oggenc も影響を受ける可能性がある。

2003年7月6日 OperaOpera 7.20 [beta 1] #2981 : ようやくOperaが使えるブラウザになった。 これまでOperaといえば文字化け(日本語と韓国語の区別が弱かった)、Operaといえばフォントの表示が変になりがち、 といった問題もあり、なによりこれは商用ブラウザ、アドウェアないしスパイウェアなので、愛想を尽かして無視することにしていたが、 いちおうテストしてみたところ、問題は目に見えて改善されている。

やはりおすすめはできない。無料でより良いMozilla系があるのに、わざわざ有料でより劣ったものを使う合理的理由がないからだ。 しかしオルタナティブな選択肢があるということは良いことだ。 Changelog, 7.20 beta 1 for Linux and Windows (updated)を見ると、 Various minor improvements in font handlingというのが実用上、大きい。これまでOperaのフォントまわりの設定や文字化けで困っていたユーザは、 一度、新しいバージョンをおためしあれ。さらにBIDI supportSupport for unicode characters outside plane 0 - currently only for Xft fonts、など新しいバージョンは気合い十分。ターナ文字でBIDIをテストしたがダメダメ、BMP外の文字もまだ実際にはうまく動かないが、 これから改善していこうという意欲は買いたい。しかしまあ、しょせん商用の商品だ。フリーのソフトは無料だから良いというより、 フリーのソフトは有料のソフトより一般にずっと優れている、ということに注意したい。

ダウンロードはこちらから

2003年7月8日: Windows Media Video 9 VCM (wmv9vcm.dll) 9.0.1.369

Ogg 2003年7月10日: ac3filter 0.69b ac3filter更新。ジッターが出ることがあったのとMPCの再生でまれに不具合があったのが修正、 というエンドユーザに関係の深いバージョンアップだ。バイナリのダウンロード

2003年7月11日: Real Alternative 0.95 RC
http://download.betanews.com/download/1054136293/realalt095.exe
というかMPCはふつうにRealを再生できる。要するにMPCをRealAltと呼んでいるだけ?

2003年7月12日: 意見広告:音楽って誰のためにあるの? 友達どうしでアーティストのメッセージを共有しあうことは違法なの? アーティストを騙してカネをピンハネする悪質著作権ビジネス MP3の共有大賛成!新しい音楽を見つけようじゃないの! というのを読んで、少々こころもとなく思う。 MP3大賛成? 本当に音楽を愛しているのだろうか。極論すれば、MP3は「悪」だ。 MP3など使ってファイルを共有するなど本当に音楽を愛する者のすることではない。 MP3の共有大反対!とまでは言わないけれど「大賛成」と言えるほどMP3は万能でない。 FLACかAPEかSHORTENか、そういうものを使ってほしい。 特に廃盤になったまま著作権信者らに監禁放置プレイされている名作を救出したい場合には……少なくともそのような場合だけでも、 もし仮に共有するのなら、128程度のMP3でなく、できればロスレスな形で共有してほしい……。

10年前には革新的発明だったかもしれないMP3という形式はもう引退時期で、極論すれば後方互換性のためだけに存在しているとさえ思える

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テキスト版省パケ版XML版


最近のOGM/ほか

2003年 7月26日
記事ID d30726

2003年7月後半ごろのソフト更新情報などのメモ。 あとから見るとさらにバージョンアップが進み情報価値があまりなくなっている可能性が高い。

WinShot 1.50

WinShot 2003年7月26日(ソフトの更新は7月18日) WinShot 1.50
カーソルも含めてキャプチャできるおすすめの画面キャプチャー・フリーウェア WinShot が更新されました。 1.49からのバージョンアップは、ユーザによってはかなり実用的な機能追加: アクティブ・ウィンドウをキャプチャする場合、 従来はウィンドウの矩形内からプルダウンメニュー等がはみだした場合、はみだした部分はキャプチャー範囲外でした。 そうした場合、ソフトウェアの動作説明の画像などを作るのに、デスクトップ全体をキャプチャーして適当にあとからトリミングしたりする必要がありました。 それが、1.50では、アクティブウィンドウの「付属品」のメニューは、ウィンドウの矩形内からはみだしていてもキャプチャーされるようになりました。 動作画面例のスクリーンショットを含む説明などを作るとき、使いようによってはべんりそう。

最近のOGM

Ogg OggDS DirectShow Filters in CVS 最近のOGM
OggDSのオープンソース化について Ogg Traffic for Tuesday, July 15, 2003 にも出ていました。オープンになったといっても半分だけ(OggDS だけ)で、 OGM のもうひとつのかなめ SubTitDS はいまだに非公開など、微妙な情勢。 非xiphの開発者は、もうSubTitDSのことはあきらめてMKV系のVobSub/VSFilterをOGMに流用することも考えているようです。 CoreVorbisもサポートの方向のようで、OGMとMKVは意外と(高レベルでは)モジュールを共有する姉妹関係になりつつあるようにも思えます。 本家Oggの開発者は積極的にとりくむ余裕(ないし意思)がないようで、 「オープンになったので誰かやりたい人はどうぞ」という感じでしょうか。 それでも(たとえ一部にせよ)オープンになったのは何よりですね。 そんななか、OGM系新ツールもいくつか出ています。 ひとつは新ツール、KeyframeEnforcer と同じ作者 zulu によるOGMuxerGUI。.NETフレームワークの新しいOGMマクサーで、 各トラックはテーブル形式で編集でき、言語タグを直接タイプしたりもできます。ただし、これはOggDSのオープンソース化とは直接関係なく、 従来からあるコマンドラインツールOGMuxerをバックエンドにしたGUIフロントエンド。 また定番 OggMux は 0.9.5.1 に。更新内容をみると、 「MKVサポートの準備のためのコードの整理」(More code cleanup in preparation for Matroska support)と書かれてます。 OGMの旗手Koepiは、いろいろあってMKVの開発者と摩擦があったりしましたが、 とりあえず新フォーマットMKVもサポートする方向のようです。この点もやや微妙かな。 現時点ではMKVにはチャプターのサポートもないし、まだまだOGMも独自の価値を失っていません。

DirectX 9.0b

2003年7月24日 DirectX 9.0b
この更新は機能改善ではなく、セキュリティ対策扱いされている。 前からの(betaplaceをソースとする)情報では、9.0b は DirectX 9.0 SDK Update- Summer 2003 と連携していて、 shader model 2 のような新機能と関係しているという話だったが……。
発見された問題は、古いバージョンのDirectXにも存在している。 現実的な意味で本当に深刻かどうかは分からないが、 Microsoftでは緊急扱いしている。 細工されたMIDIファイルを開くだけで、システムが危険にさらされるという。以下、Microsoftのページによると……

  1. この問題に対応したいWindows 98 のユーザは、 現在のDirectXのバージョンが7であれ8であれ9であれ、9.0bに上げる必要がある。
  2. Windows 2000 ユーザは、現在のDirectXのバージョンが7であればSP3+パッチでしのぐこともできる。 このパッチは Windows 2000 SP4 にすでに含まれていたという。したがって、Windows 2000 SP4 + Dx7 なら対応しなくても良い。 SP3もないなら、とりあえずSP4を入れるべきだろう。 Windows 2000 で DirectX のバージョンが8か9のときは、9.0bに上げる必要がある。
  3. Windows XP(SP1はあってもなくても)のユーザは、DirectX のバージョンが8.1であればパッチでしのぐこともできる。 DirectX のバージョンが 9 であれば、9.0b に上げる必要がある。

もちろん「パッチでしのぐこともできる」に該当する場合でも、9.0b に上げても差し支えない。

DirectX のバージョンアップについては、ごくまれにトラブルの話もあるようだ。 しかし基本的には、今回のセキュリティ問題とは無関係に、DirectX 9 を(したがって9.0bを)おすすめする。 最近のグラフィック環境では、DirectX 9 をインストールすることで、 Direct3D surface (VMR-9) Renderless 再生モードVMR9)で動画を再生できるようになるが、 Media Player Classc はこのモードを使って、独自の優れた方法で、動画、特にOGMやMKVのレンダリングを行うからだ。 VobSub と相性が悪いユーザの多くが、このVMR9ですくわれているし、何しろMPCがVMR9でレンダリングするサブピクチャーは全画面で見るとぎょっとするほど美しい。 (字幕をレンダリングしてからそれを全画面に拡大するのでなく、全画面にまず拡大したうえにデスクトップの解像度で文字をスーパーインポーズしてくるので、 ハイビジョン放送の字幕と同等かそれ以上の解像度感になる。) Bs Playerほか、最新のプレーヤーのなかにはVMR9を使えるものがほかにもある。 実験的動画マニアなかたはVMR9を試してほしい。したがってDirectX 9 必須。 それ以外の、つまり動画オタとかでない一般人にはどうでもいいことだろうが、 そんな人がこのぺージを読むのかな。。。

Opera 7.20 Beta 2

2003年7月23日 Opera 7.20 beta 2 #3014
更新履歴。 Unicode の BIDIサポートが改善されているというが、 依然ターナ文字がさかさま。 しょせんアドウェアでおすすめはしないし積極的に応援する気もないが、 Mozillaしか存在しないと物事が硬直する可能性もあるので、 好敵手になってほしい。マウスジェスチャは一部で絶大な支持を集めているようだ。 Mozillaにも取り入れられるのでないか。

2003年7月22日 ZoneAlarm 3.7.202 (更新履歴)

BootVis

2003年7月22日 Windows XPの起動・再起動を高速化: MS純正
Windows XP SP1以上に適用できる。 電源投入のゼロから始めて合計30秒で完全な利用可能状態、 ハイバネーションからの復帰は20秒、スタンバイからの復帰は5秒と公称されている。 いくつかの既知の問題がある。詳しくは、microsoft.com の次のページ参照。 ダウンロードもそちらから。 Fast Boot / Fast Resume Design

MatroskaSplitter 1.0.1.3

Matroska 2003年7月21日 MKV動画再生用のDirectShowフィルターには、 matroska.org純正の MMxDS.dll と、 プロジェクトguliverkli の MatroskaSplitter.ax とがあり、現時点では後者のほうがすぐれている。その Matroska Splitter が 更新 1.0.1.3。 英語以外のファイル名(日本語、西欧語ほか)のMKVファイルが、MPC以外のプレーヤーから正しく開けるようになった(純正の MKxDS.dll を使えばもともと無問題だった。またMPCも、もともと無問題だった)。 日本語版Windowsでも、WMPやZoomPlayerでは、西欧語、韓国語、アラビア語など、あらゆる文字をファイルやパスに使える (BsとTCMPでは日本語と英語のみ可)。また、Bフレームを使ったビデオの再生が改善された。

次の場所に、最新のフィルターを含む Matroskaパック(手製インストーラーつき)がある(for Windows 2000 / XP)。 CoreVorbis 1.0 beta 5 と、公式の純正バイナリより新しい MKxDS.dll 0.4.33 (公式の0.4.3と違ってS_SSAもサポート)も置いてある。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA022257/matroska/
Windows 98 のユーザは、 matroska.orgguliverkli で適切なファイルを探してください。

ところで意外に知られていないかもしれないが、MPCを使えば、SplitterもVSFilterも(VobSubも)なしで、 単体でMKV動画をすぐ再生できる。(Vorbisについてはフィルターが別途必要。) プレーヤーのオプションで、Video再生をVMRモードに設定すれば、 VSFilterなしで、S_SRT、S_SSAも通る(というかMPC自身に、これらのフィルターが内蔵されている)。

さまざまな実例、 とくに19トラックのMKV動画についてごらんください。

EdMax 2.85.5F

EdMax EdMax フリー版 2.85.5F

2003年7月19日 PGPを透過的に使える、HTMLメールを強制的に無視する、細かく設定できる条件に当てはまるメールを受信せずにサーバから直接削除する……ほかカスタマイズ性抜群のおすすめのメーラ「EdMax フリー版」が更新されました。 7月16日に発見されたセキュリティホールに対応するバージョンアップなので、 ユーザはバージョンアップを。

手元では日本語のメールはこの EdMax を常用してます。 日本語以外でも西欧語(ISO-8859-1)までは「特殊文字」も含めて正しく表示できるので、 多くのユーザにとっては必要充分な機能。 フリー版とはいえ、PGPのエンコード、デコード、電子署名なども(コマンドライン版PGPを導入すれば)GUI的に一発、 「件名[差出人・ヘッダ]に○○を含むメールは受信せず削除/振り分け」のようなフィルタリング・オプションもべんり。 HTMLメールを無視してソースを表示するのも安心感抜群。このメーラはおすすめです。 ただしOSが日本語版以外などでシステム言語を日本語以外にしているときにはうまく動かないでゴミフォルダができたりするので、 MUIなユーザは日本語モード以外に入っているときには起動しないように注意。

MSXML3 SP4

MSXML 2003年7月19日 MSXML (Microsoft XML Parser) 3.0 Service Pack 4 (8.40.9419.0)
2002年8月の MSXML 3.0 SP3 (8.30.9926.0)以来の、久々のバージョンアップ(文書上の公開日: 2003年7月17日、文書上のバージョン表示: 3.40、DLL内での表示は 8.40.x)。 SP3以来の修正の集成。MSXML3 SP4 Release Notes

これとは独立に、MSXML 4.0 (4.0.9406.0) の SP2 (4.20.9818.0) も提供されてます(文書上での日本語版公開日: 2003年5月29日)。 MSXML4はスクリプトから明示的に呼び出された場合にのみ使われ、 IEのXMLパーサとしてはMSXML3が使われます。 意外なところでは、MPCがUSFをパースするときこのMSXML3に依存します。

MSXML 3.0 SP4 Limited to Single Locale Use

The MSXML 3.0 SP4 distribution does not directly support uninstall or reinstallation for different languages. For example, if you install the English version of the MSI package (msxml3usa.msi), you cannot install the Japanese version of the MSI (msxml3jpn.msi) over the English MSI. In this example, only the English version would be available on the machine. This behavior is the same as in previous released SP versions of MSXML 3.0.

To install a localized version of MSXML 3.0 SP4 on a system different from the previously installed version/locale of MSXML 3.0 SP4, complete the following steps:

  1. Unregister the existing installation package by executing the following command in a Command Prompt window:
    msiexec /qn /x {45534579-B75B-4A42-953B-2EF8E1DEB4F3}
  2. Install the new localized version of MSXML 3.0 SP4.

ACCOPS

2003年7月18日 やけくそ? 米の新法案ACCOPS 主役であるはずの消費者とアーティストを軽視し、 音楽や芸術の生命に敬意を払うことすらなく、ただ中間搾取を続ける音楽・映画産業の権益保護の優先を続けるアメリカ合衆国で、 現地時間16日、またぞろ妙な法案が提出された。 これは「クラッキングや破壊工作を認める」バーマン法案よりは、いくらかまともかもしれない。 たとえファイル1つでも、版権ものをアップロードしたら懲役5年以下または罰金250万ドル以下の重罰に処するという内容だ。 LANなどに接続されているパブリックなマシンに、特に故意でなく音楽や地図などのファイルがあった場合にも厳罰に処するというのはやや行き過ぎではあるが、 「そういう場合にはそのLANに侵入してファイル転送を妨害してもいい」というバーマンのクラッキング奨励法案よりは、 いくらかまともにも思える。

特に、ファイル1つでもアップロードしたら重罪(軽犯罪や親告罪でなく)であることが明示されるほか、 映画館で上映中の映画を撮影したり写真をとったらその場で逮捕、懲役、というノリ。 さらに緊縮財政のなか、「著作権」――と言っても、この場合、業界の既得権の婉曲表現だが――関連の捜査費用の50%アップという突出予算を認める内容だという。 EFFでは「そんなことをしても、ミュージシャンやアーティストには一文のトクにもならない。 テクノロジーの発達でもはや不要になりつつある流通の中間産業の既得権をみだりに保護するだけのものであり、 こうした産業の新時代にあった構造の変革こそが必要だ」と指摘している。

DRM

2003年7月16日 DRMは合法的に回避される? MS DRM is pure smoke: ただし「元のデータ」でなく、DRM保護されていても無圧縮のWAVなどにアクセスできるという。当たり前のような気もする。

ChatZilla + UTF-8

2003年7月16日 ChatZillaはUTF-8を通せる。UTF-8で送られてきたテキストも正しく表示できる。 したがって、ChatZilla同士なら、ユニコードが使えるはず。 (mIRCでもxyzzy経由でクリップボード・エンコーディングをUTF-8にすれば使える。) 従来のIRCの使い方では、日本語を通すと西欧語が文字化けし、西欧語を通すと日本語が文字化けする。 (日本語もSJISのままでは不具合があるので一般にJISに変換してやりとりしている。) これはひどくふべんで言語を切り替えるたびにフォント設定を変更しなければならない。 ChatZillaのUTF-8サポートはすばらしい。

Mozilla 1.5b

mozilla.orgのデザインがリニューアル。


Mozilla 1.5 Alphaについて。 確かに 1.5 Beta のインストーラは内容が変わっていて、 バージョンアップのとき、既定のMozillaフォルダにユーザ自身が「勝手に」追加したファイルがあると削除する動作が加わった。 あとメーラの一覧表示でも題名がエディットボックスに変わっている(コピペしやすい?)。メーラが微妙に使いやすくなっている。

SmartFTP 1.0.978

2003年7月13日: SmartFTP 1.0.978
フリーでありながらFXPができる人気のFTPクライアント SmartFTP がバージョンアップ。 将来に向けて IPv6がフルサポートされました(changelog)。 今すぐ役立つわけではないでしょうが……。 なお、デフォルトで Keep Alive 有効、NOOPを発行しまくる動作は相手の迷惑になる可能性があるので、 設定で Enable Keep Alive のチェックを外しましょう。

Windows 2000 SP4 トラブル集

2003年7月13日: Windows 2000 SP4 トラブル集
SP4は重要なアップデートですが、これだけ複雑なシステムである以上 当然のことながら、 さまざまな要因の組み合わせによってトラブルが発生するようです。心配性の方は既知の問題の確認を。
Windows 2000 Service Pack 4 (SP4) Issues
W2K SP4 Anecdotal Problems

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