趣味Web 小説 2008-06-18

ブログ投稿の面倒くささ

「ブログ」だと記事の順番弄るとか書いた事改竄するとか面倒だと云ふのが「ブログ」挫折者である俺の本音。

この「闇黒日記」は、書き毆つた文章を適當に並べてゐる訣だけれども、書いた後に文章を書直したり記事を並べ直したり、よくやつてゐる。書いて公開してから校正するんで、たまにへんな文章が平然と現れてゐる事がある。

さう云ふ事が、投稿順に時系列で記事が並ぶ「ブログ」では不便で。秀丸でコピー&ペーストして弄れるのは俺にとつては重要な事。

ばらばらの記事のやうに見えるかも知れないけど、話の流れを作つてゐる積り。適當に書いて鯖に上げたあと、讀み返してゐると、途中でここには最う一つネタが必要とか思ふ事が結構ある。

これは私もよく思うこと。私なりに苦心して編み出したのが、小ネタをいくつかまとめて1.2.3.とか無個性な小見出しをつけ、ひとつの記事として公開するスタイル。ときどき公開後に2.と3.が入れ替わったり、改訂して1.を分割したり、いろいろやってる。

ただ、そういうことをやってると、シンプルな日記からはどんどん離れていく。もう少しネタがたまってから公開しよう、とかいって、起点となる一文を書いてから数ヵ月後にようやく公開、みたいな。といって、全然大した内容じゃないから、誰もそんなことに気付かない。

もっと気楽にやればいいのだろう。でも、そうはいってもね。MTでは見出しやら記事のIDやらを入力して、ボタンを押さなきゃ投稿できない。それだけの手間を乗り越えるだけの公開意欲が湧いてくるような文章は、そうそう書けない。

このところ、数ヶ月前の記事をまとめてドカドカ公開していたりするのは、たまに気分のいい日があって、「ま、つまんない文章だけど、お蔵出しでもしておこうか!」と気分が乗ったときに、ワッセワッセと下書きファイルからウェブフォームにコピー&ペーストしてタイトルをつけてIDを決めて云々とやってるわけ。

ではどうして、余勢をかって直近の記事まで全部公開しないのか。

うーん、これは自分の中でも葛藤のある部分なんだけど、経験的に、盛り上がってる話題に嘴を挟むとあまり楽しいことがない。ひとつの妥協点として、局所的ブームが去ってから記事を出すようにした。

ちなみに、私は下書きファイルも公開してます。URI は /***/YY/noteMM.html です。2009年12月までのファイルが既に用意されていて、ローカルで何か変更すると「ばっちり同期」が自動検出(1日4回)してFTPでサーバーへコピーする仕組み。

基本的には下書きのバックアップ目的でやっていることなので、読み物としてどうとかこうとかは考えていません。書きかけの文章、断片、メモなど。マニアックな読者向け。毎月、更新されるファイルも変わるし、RSSとかも出してないし、目次もない。苦労してまで読む価値はないと思う。

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