今頃になって反応。
noni_juice 東海道か横須賀線のグリーン車が朝どうなってるか見たこと無いのかこの馬鹿
hakob グリーン車の利用率が少ないと断じてるけど、都心の朝ラッシュ時はグリーン車もたいてい満席になってる。価格効果の問題で言えばLAの朝の道路ラッシュは代替手段(地下鉄)で解決をみたよね
混雑している時間帯だけ柔軟にグリーン車を増やすことは不可能だという問題、グリーン車をどんどん増やして一般車両を減らしていくことへの強烈な反発が経営に与えるダメージをどう見積もるかという問題、そういったあれこれを総合的に判断して、15両編成に2両のグリーン車というのが当座の結論なんでしょう。
多分、現状以上にグリーン車を増やしても利益にならない、とJR東日本は考えている。その判断が正しいかどうかは別として、とりあえず株主総会で糾弾されない程度には、現在のバランス感覚に経済的な合理性を認められる(明々白々な不合理ではない)のだろうと思います。
circled 3分間隔でやってくる10両以上の電車がどれも混雑している段階で金の問題ではなく、人口の問題だと思う。世界の人口密度と比べれば東京は異常。
tessy3 欧米に比べてここまで集積させないとやっていけない日本は生産性が低いってことだよなあ。
世界の大都市と比較して、東京の人口密度はむしろ低く、それなのに鉄道が混雑しているからおかしいのです。現在の鉄道料金が維持コスト+少々という設定になっているため、バイパス線の建設や新規参入の原資が、その少々の分しかない。これでは問題の解決に極めて長い時間がかかるのは道理です。
鉄道会社が純粋に利益を追求することが社会に許容され、需要超過の区間・時間帯に高い料金設定が可能となれば、バイパスルートの建設が「明らかに儲かる事業」となります。既存業者が価格を上げるだけで供給を増やさないなら、新規参入が必ず起きます。同時に、通勤時間の分散など、交通需要抑制の動きも生じます。
社会的な圧力による価格の実質的な規制がなければ、供給の増加と需要の抑制が生じて殺人的な通勤苦は解消されるはずです。解消されないとすれば、ようするにこれは「ない袖は振れない」という問題であり、人々が「鉄道料金が上がるより混雑の方がマシ」と考えていることがハッキリします。
albertus なんだかなぁ だから、遷都だよ、遷都。空いた土地は全部公園にするの!
georgew うーむ、どうやろ 運賃が高く鉄道が儲かる事業だったなら... > 莫大な投資必要とするのにホイホイと新規参入できるわけないやん。根本問題は、遷都するなり東京一極集中を解消する決意を国民が持たなかったこと。
yellowbell 仕事, 企業 ラッシュ解決の重要なヒントは、オフィスが必要な理由ってなに?って問いかけ。ペーパーレスとオフィスレスが実現できる環境を手に入れておきながら、いつまで人間は雁首揃える仕事の仕方から自由になれないものか。
suzu_hiro_8823 社会, 考察, 鉄道 そもそもの"通勤"をなくす、あるいは縮小するという提案がよわすぎるのだが(在宅勤務、サテライトオフィスとか)
nippondanji 在宅の比率を増やせばいいんだよ。こんなにネットが発達してるのに、在宅できないのがオカシイ。
まず、遷都は無意味。だって「官公庁の近くにオフィスを置きたい」という理由で東京に集まっている企業なんて僅かだもの。焼け石に水の施策に税金を何兆円も使うのは極めて非効率。
携帯電話事業にいくつもの企業が新規参入したように、いま始めれば儲かる、と予想できれば、数千億円の投資が必要な事業にも「ホイホイと新規参入」する企業が現れます。旅客需要が急減する要素はないので、鉄道運賃が上昇すれば、新規参入orバイパス線建設は必ず進むはずです。
そしてオフィスレスの件だけど、オフィスをなくせば「オフィスの賃料と交通費が不要、住居手当は田舎基準でOK」という明確な利点があるのに、なぜ大半の企業がそうしていないのか。結論を書けば、ごく一部の仕事を例外として、在宅ワークは非効率なんです。
ですから、社員の能力は同じでも、会社が払える人件費が減ってしまう。通勤手当全廃と住居手当の減額では相殺できず、給料自体を下げざるを得ない。とすると、通勤で苦労しても給料をたくさんほしいと考える労働者が現実には多いとすれば、大多数の企業はオフィスレスでは成り立ちません(社員に逃げられる)。
無論、多少は給料が下がっても……という人は現実にいるのだから、オフィスレスの企業がもう少し増えてもいいでしょう。しかしいつかは会社を大きくしようと考えている経営者が、積極的にオフィスレス化を進める動機がないことには注意が必要です。
Gakkuri-Kanabun_09 社会, 政治, これはひどい, 考え方 (中略)皆が満員電車を嫌なら神の見えざる手が働くと思うが。あとインフラが高いと経済活動に-なんじゃ?
みんな満員電車は嫌なんだけど、財布に響かなければ、我慢できてしまうのです。居残り残業は平気でも、ラッシュ前通勤はできない。長時間労働より早寝早起きの方がつらいというバイアスがあるのですね。だから、不愉快ではあっても問題を市場化しないと、通勤ラッシュの解消ペースは上がりません。
そしてインフラが高いと云々の件は、現在、東京にオフィスを置いている企業は、むしろ集積の利益にタダ乗りして、インフラ整備に必要な費用を十分に負担していないのです。だから東京の魅力は通勤地獄によってダンピングされているのですよ。適正なインフラコストの負荷をかけ、地方と対等な条件で競争すべきです。
交通費が上がれば、企業が従業員の交通費を負担する場合、企業負担の増加は自明です。企業が交通費を負担しない場合は、「交通費の上昇→実質給与低下→人材確保のために給与を上げて調整」となります。いずれにしても東京オフィスの損益分岐点は上昇するので、地方の魅力が相対的に上昇します。
注:もちろんオフィス需要の減退によるビル賃料の低下、人材需要の減退による人件費の低下などで、ある程度は相殺されるでしょう。
fxxkYHWH 社会, 考え方, 鉄道, 日本, 交通 これ以上鉄道会社のケツを叩いても無駄。鉄道観点でのアプローチは効果は上がらない。地方経済を活性化させて東京一極集中の緩和を図ることと、始業時間9時一極集中を回避する仕組み作りが必要。これは行政の問題。
ですから、「鉄道会社のケツを叩く」などという発想だからダメなんですよ。私も「行政の問題」だと思っていますが、具体的な政策はおそらく真逆です。
鉄道会社が純粋に儲けを追求できるなら、東京の電車賃がグンと上昇するので、相対的に地方は優位になるのです。公共料金の抑制は、地方に対して大都市を実態以上に有利にしてしまっています。
しかしその一方で、官公庁があるから東京に企業が集まっているのではないということにも、注意が必要です。地方都市にも生き残りの戦略はあるでしょうが、第3次産業の発展は人口の集中を促すため、東京への人口の集中は止まりません。現状程度のインターネットでは対面コミュニケーションを代替できないのです。
よって鉄道が一時的に超過利潤を得て、それを原資に旅客力の増強を図ることが必要です。
ただし現在の鉄道は需要超過だといっても、それは通勤時間帯のみですから、混雑時間帯のみ料金を高くすることになるでしょう。すると企業は、自社の利益のため、自動的にオフピーク通勤を推奨します。ただ推奨しても効果が上がらなければ、フレックスタイム制度などを導入するでしょう。
行政がうるさいことをいうより、価格による調整の方がずっと確実できめ細かいのです。
mura-taiken 経済, 交通 土地の流動性改善には相続税アップが有効。(後略)
yamamototakehisa とりあえず、23区には5階建て以上の建物しか建てられない法律作れば解決するのでは。んで都心には10階建てのみとか。
相続税をアップしてもほとんど無意味。重要なのは基礎控除の縮小・廃止です。しかし相続税では、バラバラの土地が少しずつ市場に出るだけ。土地の流動性の劇的な改善はありえません。
そこで、もう半世紀以上にわたって経済学者が提案し続けているのが、土地の利用区分をなくして、固定資産税を住宅地からもきちんと取る政策です。一律に土地の実勢価格のX%を徴収する税方式へ転換するのが、経済成長のためにはいいのです。
産業の栄枯盛衰を邪魔しないことが、日本経済を発展させ、生活水準を上げ、平均寿命を延ばすためには欠かせませんでした。同様に、土地だって経済状況の変化に合わせて、最適な利用法をすべきなんです。住み慣れた家や土地を手放したくない。わかりますよ。わかりますけど、それが通勤地獄の元凶なんです。
東京の労働者は通勤距離が長い。都心に低層住宅がひしめいているから、郊外にしか家を持てないんです。地価連動の固定資産税で再開発が自動的に進むようにすれば、都心の延べ床面積がドンと増えます。すると、地価は上昇しても住宅価格は下がります。都心と郊外で価格競争になるからです。
こうして職住隣接が進めば、人々の平均移動距離が短くなり、また徒歩や自転車での通勤も増えますので、鉄道の需要が減ります。
kash06 社会, 鉄道, 交通 個人的には今の暮らしが維持できるのなら、通勤電車なんか辛くない気がする。平均乗車率200%↑の路線ユーザとして。
Roen-hi 通勤ラッシュなんざ分かりきってるのに移住するんだろ?そいつらの選んだ道なんだし。解消するにはそれこそ地方都市への強制移住しかないんじゃねーの。そんなの無理なので結局、我慢しろとしか言いようがないw
Nean ヒトの非合理なわがままを認めなければ、ニヒリズムしか出てこんよ。空いた電車に乗りたいという望みと、土地に愛着を持つ気持ちと比べて、前者のみが合理的なもんだなんて云えない。
mahal 雑ラン1, 鉄道 xevra氏のお好きな既得権益論に対して、別の角度の既得権益をぶつけてみました、みたいなお話。ただ、全体としては、一部の既得権益者よりは追記で指摘されるようなマジョリティの選択が生み出した現状ではあろう。
何だかんだいっても、実際はそういうことなんじゃないか、と思ってはいるのです。
料金を上げて通勤地獄が緩和されても、人々は喜ばないんじゃないか。東京オフィスの損益分岐点が上昇して、勤務先が田舎へ移転したらガッカリする人が多いんじゃないか。そして東京の土地利用効率を飛躍的に上げる施策は、東京に家や土地を持っている人の怒りをテロを辞さない水準まで跳ね上げるのではないか。
sauvage これはひどい, 鉄道, 都市 満員電車問題の論考って本当酷いのばかりだな。土地の使用区分も無しに地価/用途が決ると思ってるし。特定都市鉄道整備積立金制度って運賃上げて複々線の原資にする方法だよ。結局現行の緩々した方法が実現的という
政治家だって合理的に行動しているわけで、特定都市鉄道整備積立金制度という「+少々」でゆっくり解決していく判断は、唯一無二の選択肢ではないとしても「妥当な判断」でしょう。とはいえ、混雑時間帯だけ鉄道運賃を上げるという施策は、海外で実施して成果を上げた方法であり、日本でも実行可能だと思います。