趣味Web 小説 2010-01-19

memo:ゲームと手描きの地図

少し記事の書き方に悩むところがあって公開が遅れましたが、レビュー:ドラゴンクエストIX 星空の守り人[後日談]、幸い多くの方の目に留まったようですね。よかったです。たぶん読みたい人が多いんじゃないかと思っていたのです。丸1日無反応だったので、RSSを最新10件から30件に拡大したら、気付いてもらえたみたい。

はてブのコメントなどでは、父のドラクエの楽しみ方と、母の地図のエピソードが注目されていますね。

じつは私がRPGをプレイしながら自分で地図を描いた最後は、2009年4月。えっ? と驚かれるかもしれないけれど、1年以内のことです。作品は『Phantasy Star 千年紀の終りに』でした。リンク先はWiiのバーチャルコンソール版ですが、私がプレイしたのは、PS2にベタ移植されたバージョンです。

この作品は世界地図がとにかくわかりにくく、それでいてイベントの都合であちこちへ歩いていかなきゃならない。2時間くらいプレイしたところでブチ切れて、地図を作り始めました。チラシの裏にどんどん描いていくと、あっさり紙をはみ出したのでセロハンテープで紙を継ぎ足して完成させました。適当な書き殴りだけれども、あるとないとでは大違い。苦労した甲斐があった……。

と、そんなタイミングを見計らったように、説明書の最後のあたりに地図が付属しているのを発見。ポカーンとして、それから無言で地図を処分しました。今思えば、写真を撮っておけばよかったな。まあ、こういうことで「無駄なことをした」と思ってしまうのが、私の未熟なところ。

結局その後、地図は不要になりました。地図を作っている間に、世界地図を記憶できたようなのです。ね、無駄じゃなかったんですよ。私が父に贈った『ドラゴンクエストIX 星空の守り人 公式ガイドブック 下巻●知識編』によって、母の地図は用済みになりました。しかし母は、自分の地図を家計簿に挟んで大切に保管していました。

こういう気持ちが大切なんだよね。幸せに生きるコツだと思う。

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