2002-08-07 『Re:原発がどんなものか知ってほしい』/ほか: 以下は、たいへん有意義なコンテンツでありながら事情により削除を余儀なくされたEiFYE原子力発電所のコンテンツを、GoogleのキャッシュからひきだすためのURL集です。これらのページに記されているすべての情報がすべての意味で「正しい」とは限りませんが、実際に原子力発電所でオペレータをなさっていたかたならではの、現場からの貴重なコメントであったことは間違いありません。以下のリンク集は、このサイト(妖精現実)の独断で作成したものであり、「EiFYE原子力発電所」の意向とは無関係です。
2002-09-03 現在このキャッシュはすでに期限切れになったようです。 ウェブアーカイブのURLへリンクするまでのあいだ、とりあえず、以下の書庫をご利用ください。 eifye.zip
警告 Windows XP と ME の場合、いったんWMP9をインストールすると、アンインストールしてWMP8以下に戻すのが困難です(Windows Media Player 9 tough to shake)。ただし、WMP6.4は引き続き共存できます。
2002-09-06 Windows Media Player 9β正式公開 1か月くらい前から非公式に出回っていたWMP9(別記事)が、正式にβ公開されている。
WMP9シリーズ公式ページ。新しいコーデックは従来より良いエンコーディングをめざしている一方(ロスレス圧縮さえサポートするもよう)、Windows全体として、MP3エンコーディングに厳しい制限が生じる可能性に注意。
動画作成環境を悪化させるIIS制限コーデックのインストールを阻止できない
環境の復元法としては、DivX3.11alpha パッケージの再インストールなどがある
プレイヤーだけでなく、エンコーダーも 9 シリーズがリリースされている。
WMA9/WMV9形式で作成されたコンテンツは、WMP8以下でもコーデックの自動ダウンロードによって再生可能とされる。
バージョンアップで、利用できるコーデックにかえって制限が生じることは、これまでもいろいろあった。導入には慎重な検討が必要。手元では非公式段階から約一か月WMP9を試してきたが、あまり好ましいとは思えない。特にシークバーの使いにくさは、WMP7よりさらに悪化している。スキンまわりのバグもかなりひどいレベルだ。少なくとも現時点では、このバージョンアップは、おすすめしない。
WMP9では、MP3圧縮など一部の機能はプラグインの形で提供される。Windows Media Player 9 plug-in
ビルド2799: Ver.9.00.00.2799
Media Encoder 9 もあわせて正式公開された。公開されたベータ版は英語版のみ。英語版の DirectX8.1以上がインストールされている環境で動作可能。Windows Media Video が 2-pass を採用したのが印象的だ。「WMV=低画質、簡易的な参照用」というイメージをなくし「WMVでもMpeg系と戦える」高画質動画への参入をアピールしたいようだ。WMVのよしあしはともかく、エンコーダとして、旧版の Encoder より多くの点で使いやすくなっている。
ではWMV9のコーデックとしての性能は、どんなものだろう。ひらたくいえばビデオ圧縮として、きれいで良いものだろうか。ひとつサンプルを用意したので、動画エンコードに興味あるかたは参考にしてください。
WMV9サンプル: ダウンロードサイズ8.2MB(ビデオ圧縮のサンプルなので音声は入っていません)
2002-09-06(日本時間): IE6SP1の正式公開も始まったもよう。(現在、ドイツ語版のみ) ネタ元 Internet Explorer 6 Service Pack 1 Final - German Release (ActiveWin.com)
2002-09-13 8:00 [XP/ME] WMP9をアンインストールできない: Windows XP と ME の場合、Windows Media Player9 シリーズをいったんインストールすると、アンインストールして WMP8 以下に戻すことが困難なようです。これらのOSでは、Media Player がシェルと強く統合されているため、WMPのバージョンアップは実質的にOS自身の部分的なバージョンアップであると説明されており、マイクロソフトでは、これは仕様であるとしてます。Windows 2000 / 98 SE の場合には、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」からふつうにアンインストールできます。いずれの場合でも、WMP6.4とは依然として共存可能です。
XP等でどうしてもWMP9をアンインストールしたい場合には、System Restore を実行する方法がありますが、副作用も予想されます。XP等にWMP9をインストールするには、直前に「セーブポイント」をつくっておくと良いかもしれません。この件についての詳細は、Windows Media Player 9 tough to shake(CNET News.com, 9月12日)。
関連記事: Media Player 9シリーズβ正式公開, WMP9インストールでACM経由MP3圧縮が56Kbps以下に制限される
2002-09-15 [WinXP] RestoreせずにWMP9を8にする: このメモの内容は無保証です。何らかの意味で間違っているかもしれません。このメモは、実行をおすすめするためのものでは、ありません。
XPを使っている時点でWMPが8だろうが9だろうが同じようなものだと思われますが、WMP9を入れてから、どうしても8にしたい場合、つまりRestoreまで覚悟してる場合には、次のハックを試すこともできます。
まず、XP SP1にして、WMP9を削除する(見えなくする)。そして、Win2K用の非公式なWMP8をインストールする――Win2K用のファイルをわざとWinXPに入れることで、XPシェルのWMP関係部分に故意に不整合を発生させる(要するに、いったんわざとぶっこわす)。XPのCDを使って修復インストールを行い、壊れたWMP関係部分をなおす。再起動後、CDの状態=WMP8が復活するはずです。(この方法で成功したという投稿が、ieXbetaにあります。)
2004年2月28日 22:39 次世代DVDプレーヤーはWMV9サポート必須に: DVD規格を定める国際組織であるDVD Forumの第25回運営委員会会合で、 このほど、Windows Media Video 9 が義務的なDVD規格の一部として承認されたもよう。今後、DVDプレーヤーや関連機器は、WMVコーデックをサポートしなければ、 DVDのロゴ(次世代規格 HD DVD を指すものと思われる)を表示できなくなり、事実上、ほぼ絶対的にサポートされることになる。 Microsoft が RV に対して、品質というよりハードウェアサポートから、決定的な差をつける形になりそうだ。 H.264 も MPEG4 AVC として必須サポートになったようだ。The DVD Forum 25th Steering Committee Meeting Resolutionの決議24号。
WMVにはDRMがあるので、必ずしも良いニュースではなく、 利用が制限されてしまう可能性もある。 現在のWM DRMでは、 理論上、単にリッピングできないなどというばかりか、購入後1年間に限って再生可能、 といったことも考えられる。
もっとも、そもそもHD DVDそのものが次世代規格の事実標準となるかどうかは未知数。 Blue-ray Discの方が広まる可能性もある。
追加リンク: Microsoft on every DVD? (cnet)
2002-08-19 Windows 2000用のWMP は 7.1 が公式の最新と思いますが、XP用のWMP8 を Windows 2000 に入れられないわけでもありません。さらに進んで Ver.9 開発コード Corona を Win2K に入れてみました。WMP自体のよしあしはさておき、次世代の Media Player のデザインをひとあし先にお楽しみください。画像はデフォルト状態の WMP9 です。
2002-08-27
要約: Windows Media Player を Ver.9 にバージョンアップすると、動画作成で不具合が生じることがありますが、対処可能です。 「IISコーデック問題」 を知らずに単にDivX3を導入していたユーザがこれまで無意識に当たり前と思っていた環境が破壊されますが、 それが「本来の状態」なのです。DivX3を入れ直せば元にもどります。
現象: WMP9をインストール後、AviUtlやTmpgEncからAVIを作成する場合、オーディオでMP3を選択すると、ビットレートの上限が 56Kbps/24KHz/Stereo になる場合がある。その結果、高音質の圧縮ができなくなるほか、56Kbps以上を指定したプロジェクトファイルではオーディオ圧縮の初期化に失敗する。WMP7から8へのバージョンアップでは、この問題は生じなかった(手元では。ただしWMP8 の Win2000版は存在しないので、このバージョンアップは最初からハックだったが……)。
原因: Windowsの本来の「仕様」では、このような場合、56Kbpsが上限。動画作成者の多くは、DivX3 をインストールしているので、IIS MPEG Layer-3 Codec (Pro) をもっていて、320Kbpsまでのビットレートを使える。ところが、WMP9をインストールすることによって、IIS ProコーデックがPro版でないコーデック(Advanced版と呼ばれるらしい)により上書きされる可能性がある。具体的には、システムフォルダ内の L3CODECA.ACM が同名の別ファイルで上書きされてしまう。――要するに、単にWMP9にバージョンアップすると、動画作成環境が悪化する場合がある。(これに似たことは、よくある。)
対策: 「AVIでMP3を簡単に使う方法」を見てください。
注意: 単にWMP9をアンインストールするのでは制限を元に戻せない。
注: WMP9は正式には、まだ存在してません。このメモで説明した現象と対策は、開発コード Corona 9.00.00.2798 で確認されたものです。
キーワード: Fraunhofer IIS MPEG Layer-3 Codec (Professional), IISCODEC, IISコーデック