趣味Web 小説 2006-10-25

就職活動で大切なこと

会社の飲み会が嫌いなのは、とにかく強制しまくる事、これに尽きる。まずは一杯、空になったら次を飲め、え、何?烏龍茶?ふざけてんのか? ○○が日本酒飲む所見たい人ー!? こんなノリで酒を飲まされる訳だから、不愉快極まりない。だから、会社の飲み会では基本的に乾杯のビール一杯だけで、後は烏龍茶を飲んでいる。それでも無理矢理飲ませたがる人がいるが、その時にはこちらは不愉快全開で早く帰りたいな、凄くこの場は詰まらないな、という顔をして飲んでいるのだが、まるで取り合わない。凄いね、こういう無神経さは。

就職活動で大切なのは、嫌な人の少ない会社に入ることだ、と思っていた。それで、会社の将来性とかそういうことはまあ、大企業ということでエイヤで信じることにして、「いい人」の多い会社を選んだのが私。

昨日、秋闘の回答があった。これが労組の要求とかけ離れたものだったので、本日、1時間のストを決行。いまどきストなんかやっている会社は少ないだろうけれど、私の勤務先は古きよき時代の生きた化石だから、毎年のようにやっている。

荷物を運ぶ平社員に社長が一歩身を引いて通路をあける、そういう会社。

まあ、そんなの、大半の学生には何の魅力も感じられないのだろうね。だからどこの会社の説明会や見学会でも、仕事のやりがいとか、そんな話ばっかり。あるいは給与体系と福祉制度とかね。それはそれで重要なのだろうけれど、出勤が「嫌にならない」かどうかって、そういうことじゃないと思うな。

マイナス志向? そうですね。でも仕事にやりがいがあって給与がよくて福祉制度が充実していたら、それは確かに出勤が「楽しい」かもしれないけれど、それだけでは続かないんじゃないですかね、私みたいに弱い人間は。優しい人の多い会社がいいですよ、やっぱり。

自分も強者になれるというプラス志向、そんなにいいものなんでしょうか。弱者である自分の利益を最大化する、という考え方を、どうして憎むほどに嫌う人が多いのか、私にはよくわからない。年功序列、横並びの給与、結構じゃないですか。あなたもそれで得するでしょう? →id:scinfaxi:20061101

……なんてことを、秋闘の時期になると毎年、考えます。

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