4 : 20 -moz-border-radius, XUL, CSS3

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フォトレポート: 移送される難民

2002年 1月29日
記事ID d20129a

移送される難民(部分)

「見えない難民として、クエッタ市内に住んでいた難民達がUNHCRによってセットアップされた難民キャンプに移送されている。僕が嬉しかったのは、ハザラ、ウズベクなどの少数部族のための難民キャンプが(LATIF ABAD)作られたこと。サマリーに住む人たちにも、移り住むことを明日勧めます。」写真とレポート: クボタ・ヒロノブこの写真の全体(102KB)

「1月31日カンダハルに入ります。しばらく音信不通になるかもしれません。明日もう一度メールチェックします。日本のみなさんと再び会えることを祈ってクエッタより。」

*

2002.01.29 フォトレポート: アフガン国境近くより。

救援物資の山の写真

121KBイメージのサムネイル

「ゴミの山ではありません。大塚モスクから送られてきた古着です。クエッタの新しく作られたキャンプ(ハザラ等のマイノリティーのため)で配られる予定です。日本の援助をこちらで見れてうれしい・・惜しむらくはパッキング!こんな状態だと途中で色々な人に抜き取られる確率が高いそうです。」写真家はそう説明している。

凍死に関しては去年の冬も状況は同じだった。あるいは、もっとひどかった。世界中の紛争当事国で支援活動を行ってきたベテランの難民高等弁務官が「こんなひどい状態は、これまで見たことがない」と言葉を失っていたのが、ちょうど1年前の2001年1月だった。ほとんどの国のマスメディアは、この切迫した状況をひとことも報道していなかった。石仏破壊の問題が起きたとき、そのことを日本のローカル新聞社まで報道したので、ひどく驚いたのを覚えている。あのときも、どうでもいい石像のおかげで、アフガニスタンの現状に関心を持つ者が現れ、ある意味でプラスの結果となった。

今回も、大国が利己的で無茶な軍事介入を行ったのは、決して悪いことばかりでない。あまりに陰湿にいじめてくれたおかげで、ようやくこのいじめられっこを助けてあげようと思う人々が出始めたからだ。ある意味、去年の冬より幸せかもしれない。おおっぴらに助けられるようになったのだ。ジャロザイも今は糞尿の海でなくなった。

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Mozillaの独自スタイル/ほか

2002年 1月28日
記事ID d20128

枠線のカドを円くするCSS3の属性を独自にサポート

2002.01.28 Mozilla のかわゆいスタイル指定。開発中の言語XUL(ズール)を使うと、CSSの属性であるかのように指定することもできる。ただし、XULは現時点ではMozilla依存(ほかのUAでは解釈できない)。MSIEの同様のfilter属性に似た -moz-opacity属性は前景(画像を含む)の不透明度を指定。背景が半透明にすけて見えるようにできる。-moz-border-radius属性は最大4値をとり、ボックス4隅のまるっこさを半径で指定。Windows XP のような、まるっこいインターフェイスを実現できる。

画像例: Mozillaは枠線のかどを円くできる。

Mozillaの実験的な機能であり、CSS3で標準化予定のborder-radiusのほうが、たぶん将来性があるだろう(といってもW3C自体の将来性も不明だが)。識別などの本質的な目的に使うと、Mozilla依存のページになってしまうので注意。

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グラフィカルな(Windowsライクな)使い方だと、Windows 95 より重くて巨大だが(32MBじゃ足りない?)、リソースさえ充分なら Windows 95同様、パソコン入門者から上級者まで使いやすいと思われる。後発のぶん、かえってWindowsより初心者に優しい面もあるだろう。Xを入れなければ古いマシンやてきとーなビデオまわりでも動き、そのへんに捨ててある古いマシンを再利用することにもつながる。

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フォトレポート: 震える子

2002年 1月27日
記事ID d20127

寒いテントで身を寄せ合う人々の写真。

サマリーキャンプ。震える子供。1月25日日中でも気温は5度前後! 僕が何枚も重ね着をしていてもカメラを持つ手が震える。強い風がふくなか、テントの中で身を寄せ合う。僕はホテルに帰ればホットシャワーを浴び、冷え切った体を温めることができるが、サマリーの子供達を暖めるのは僅かなたき火だけだ。3歳までくらいの子供にとっては今が正念場だと思う。

こごえかけた子どもたちの写真。

写真とレポート: 久保田 弘信リサイズしない画像76KB

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