新宿区のカラオケボックス「ちんこきって一生ソプラノ」の店名が公序良俗に反するとして付近の住民らが店名の変更を求めて起こしていた裁判で、原告側は冒頭、「一生ボーイソプラノでいるには、ちんこを切るのでなく玉を除去する必要があることは明白であって、ちんこだけ切ってもだめなのだから、現在の店名は科学的に不適切であるばかりか、子供達に誤った知識を植え付けるなど教育上も問題が多い」と述べ、「ちんこ切って」から「たまを取って」への改名を重ねて訴えました。
参考人として、18世紀イタリア・オペラ研究家のファリネリアンさん、拒食症の第一人者タンビー・ジュネストさん、作家の吉行理恵さんが証言に立ち、それぞれの立場から「正しい音楽の知識を」「ソプラノはいいけどそこは切らないほうがいいと思う」「ドビュッシー、かすみ草、私の少年猫」などと述べ、原告の主張を裏付けました。
これに対して、カラオケボックスを経営するイタリア人ソプラノ歌手のアンダンテ・リリコさんは、「『チンコ・キッテ』は私の国の言葉で『5つの至宝』という意味。五感のすべてを楽しませてくれる音楽で一生楽しく歌いましょうという願いをこめてつけた店名が曲解されているのは悲しい」と涙を流し、鍛えた腹筋とコロラトゥーラ・ソプラノのベルカント唱法で
厳密でないHTML文書を見て腹をたて、赤ん坊とお年寄りを含む一家7人をメッタ突きにして殺した疑いがもたれている女性の実質的な取り調べが、きょうやっと、行われました。これまで女性はすべての取り調べに黙秘をつづけ、興奮した状態が続いていたため真相の解明が困難でしたが、頭のいい検察官がW3Cのロゴをつけた「調書DTD」を手渡すと、女性はとたんに協力的な態度になり、検察官から筆記具をうばいとり、嬉しそうにすべての事実関係をDTDの通りの分かりやすい樹構造のXML文書にまとめてみせました。
女性は「正しくない使用をやめさせることが強く推奨されている一方、そのために殺人をおかすことを禁じる規定はW3C、RTF、ISOのどこにも明示されておらず、私の行動は厳格な規格合致処理系のそれである。刃物というメソッドを使って対象を操作した方法も完全なオブジェクト指向だった」などと意味不明のことを述べており、関係者らは「規格書の読み過ぎで現実とXMLの区別がつかなくなったのではないか」と分析、近く女性の精神鑑定を実施する予定でしたが、若い検察官が興味本位に女性の書いたXMLを女性の目の前の端末で検証したところ、たくさんのエラーが報告され、それを見た女性は舌をかんで死にました。
どこからどう見ても11歳くらいのキャラクターを18歳以上と偽り、ゲームのなかでみだらな行為を行わせていた同人エロゲーの作者が、攻略権法違反の疑いで逮捕されました。
調べによると、この作者は、妹交換ソフト「SisMX」で違法ゲームのセーブデータを交換するか、または交換可能な状態にしていた疑いが持たれています。攻略権法によれば、18歳未満のデータは攻略権者である日本攻略権協会に無断で送信したり送信可能化することはできず、キャラクターを18歳未満に設定する場合は、事前に攻略権協会の許可を得て、攻略権使用料を支払わねばならないことになっています。
警察の取り調べに対してゲーム作者は「義妹だから問題は無いと思った。昨夜も彼女自身に不満足だったと言われてショックを受けている。彼女には大変申し訳ないことをした」としょげかえっているということです。一方、取り調べを行った警察官は、「ほら見なさい、彼女は権利を侵害されて悲しんでいたのです。ゲームのキャラクターだからといって人権を侵害することは許されない。これからは僕が彼女を守ります」と胸を張っていました。
コンピュータゲーム攻略権協会(AAGS)の話「妹は、最初に攻略した攻略権者の知的所有物。無断で攻略データを交換することは、知的所有権や無形財産の否定、ひいては文化の否定につながる。最近むやみに義妹や実妹を交換する真性妹属性なゲーマーが増えているようだが、これからも『妹は権利者の知的所有物である』という攻略権思想の啓蒙につとめていきたい。法に定められた権利者の権利を侵害して妹を交換し続けるなら、厳罰に処することになる。人類の貴重な財産である妹を守るため、目に見えないデータにも権利があることを認識し、良識ある判断をして戴きたい」
保護された義妹のコメント「うた自身にとっての自由な行動の権利と、うたの自由を束縛する人間の権利が混同されていることを不満足に思う」
2002.02.13 まーるいホバー。リンクのホバー(マウスをクリッカブル・テキストに合わせたときのスタイル)というと文字色が変わったり背景にあわく色がつくもんですが、Mozillaでは、こんなこともできます――
2005年には珍しくも何ともないデザインの一例になってるかも‥‥
従来の背景色は長方形の範囲に色がつくもんでしたが、着色エリアを長方形でなく楕円のようなまるっこい形にできるわけです。特定のケースなら背景として透過画像を指定して画像を入れ替えても実現できますが、上の例は、そうした画像のダイナミック・インポートじゃなしに、ブラウザからダイレクトに描画してます。なので、不特定多数のリンクに対して一括してこのような指定が簡単にできます。MSIEやネスケ4では機能しない Mozilla の独自拡張です。次の例を参考にしてください。
a { background: transparent; padding: 10px; -moz-border-radius: 20px; } a:hover { background: #dff; }
hoverに対してのみあれこれ設定するとマウスを合わせたときにテキスト位置がずれてしまうことがあるので、初めから透過色で見えない楕円を描画させておいて、マウスを合わせると楕円のなかみの色だけ変えます。
リンクがいっぱい縦に並んでるところでこれを使うと、マウスを乗せるとその場所に次々まーるくあかりがともる感じで、なんかいい感じ。まぁるいところが優しい感じ? 枠線のカドをまるくするスタイルは、CSS3で標準化されるかもしれません‥‥。すると来年以降くらい、あんがいはやるかもしれませんね。たったいま思いついたベータなスタイルのハシリモノでした。
2002.02.16 上のメモについて補足します。2002年1月の「Mozillaの独自スタイル/ほか」を踏まえ、この実験的なXULスタイル(例えば枠線をまるくできること)に現実的にどのようなおもしろい使い方があるだろうか、というのが第一の観点です。Mozilla自身が直接、円い hover をサポートしているわけでなく、枠線を円くできるという一般的な事柄を応用すると上記のような使い方ができる、というデモです。
一方においては、モジラのこの機能を素朴な意味で気に入っています。まるい枠線に慣れると、従来の長方形のスタイルは、ひどく古くさく、原始的に思えます。CSS3で標準化され、多くのブラウザでこれを(属性名はもちろん変わるでしょうが)利用可能になることが期待されます。他方において、一連の記事には、標準準拠をうたうモジラに対する「皮肉」もあります。
このメモをどのように解釈し、どういう観点からとらえるかは読むかたによってそれぞれでしょうが、書き手の側には特別の意図があるわけでなく、「XULを使えばこういうことができるのでは」とひらめき、実際に試してみたら意図通りのものができたので、「これはおもしろい」と思って、成功したことをそのまま記録してるだけです。二次的には、「多くの一般のかたに Mozilla に対する興味を持ってもらえれば」とか「近未来のデザインでは曲線が重要な意味を持つだろうというビジョンを示す」とか「Mozillaファンのかたに(軽い冗談のようなつもりで)ちょっと皮肉なウィンク(標準準拠は、どんどん進んでるようだね!)を投げかける」とかもありますが、それらは派生的なことです。
Mozilla: CSS3を先取りする実験的スタイルで遊ぶ(以下はサンプル画像です。本物のメニューじゃありません)
二重の枠線をまるくするのもカワイイ
メガネのつるみたいな、おしゃれな区切り線
チャマンボーダー。キャンプでは生活ができない人たちが、道ばたに‥‥。大きな写真(44KB)
サウジアラビアの人たちと
日本のみなさまご無沙汰していました。僕はようやくカンダハルからパキスタンに戻って来ました。後数日で日本に帰れると思います。日本は春に向かているのでしょうか? こちらは昨日の最低気温かー15度でした。早く日本に帰って温泉に入りたいでーす。
みなさんお久しぶりです。無事に帰国する事ができました。3月一杯は日本にいる予定です。宜しくお願いします。
2002.02.11 Microsoft Recalls Botched Browser Security Patch: 2002年2月7日(日本時間8日?)にリリースされた新しいIEの「累積的な修正プログラム」Q316059がすぐまた忽然と消え各地で憶測を呼んでいた問題ですが、バグを修正するこのパッチにバグが見つかった(笑)のでリコールした、という真相だったそうです。パッチの内容ですが、現在テスト中の 6.0 SP1 が出るまでのつなぎでしょう。
2002.02.12 いんねんのQ316059(MS02-005): 今回はスピーディーに、
Microsoftの日本語ページでも紹介されてます。この修正プログラムは、Internet Explorer に影響を及ぼすセキュリティ上の問題を排除する累積的な修正プログラムです。
以前に公開されたMS01-058 : 2001 年 12 月 13 日 Internet Explorer 用の累積的な修正プログラムで修正された問題に加えて、新たに 6 つの問題を排除します。
IE5.5用とIE6.0用があります。IE5.5の場合は、SP1またはSP2が必須です。上記のページから日本語版をダウンロードできます。また、11 February 2002 Cumulative Patch for Internet Explorerから各言語バージョンをダウンロードできます。
2002.02.20 IEとWindows NT/2000のセキュリティ・ホールを検証する: 「2002 年 2 月 11 日 Internet Explorer の累積的な修正プログラム (MS02-005)」(2月12日のメモも参照)の必要性、言い換えれば、これを適用しないとどんなに危険かを分かりやすく説明してあります。Content-Type: text/css として、Content-Disposition: style.css%00.exe みたいにすると、IEは無害な style.css を読み込んでるつもりで実際には style.css%00.exe という名前の実行ファイルを自動的に実行してしまう、というようなもの。%00のヌル文字であれするんでしょう。MS02-005 をあてることで、おおむね修正されるようです。しかしこれを適用しても危険が残ると報告されており、可能であれば,完全な修正パッチがリリースされるまでは,別のブラウザへ乗り換えるという手段もある
としています。完全な修正はSP1で行われると思います。
実際、Internet Explorer 6.0 SP1 は、Unpatched IE6 security holes に記述されているすべてのアタックを防御しますが、SP1より前のバージョンだと既知の穴がまだあるということです。リーク版なSP1はともかくとして、とりあえずMS02-005の修正プログラムは実行しておくのが良いでしょう。最近モジラも軽くなってきたから、モジラを使うのも良いでしょう。モジラの正式版1.0は2002年4月リリースの見込みで(ただし状況によっては、0.9.9 のあと 0.9.10 が出る)、開発者は1.0のリリースを「モジラの運命をかけたもの」として非常に真剣に準備しているようです。外しまくりだったネスケ6の二の舞になりたくないってことでしょう。iriaの後継ツールがモジラからの右クリックメニューをサポートするっていうのが良いニュースだと思います。こむずかしい標準準拠だなんだより、現実的にそういうことがソフトの使い勝手なので。
2002.02.21 IE関連、追加です: IEの新しいセキュリティ・ホールを解説する パッチの適用は不可欠,ただし解消されないセキュリティ・ホールも
2002.02.11 メーラーEdMaxのフリー版が2.84.5Fになりました。いくつかの修正、改善が行われました。
2002.02.14 00:00 フリーの高機能ファイラー「まめFile2」の最終ベータ版(予定) ver.2.48.0.9 が、さきほど公開されました。
2002.02.20 エクスプローラ・ライクで使いやすく高機能な無料のファイラー「まめFile2」が更新されました。前回の2.48が最終ベータ予定でしたが、それが2.50になって公開β版(今度こそファイナルの予定)
。コメントや廃止コードなど、ソースの大掃除したら8千行減った
なんて書いてあります。おすすめのファイラーですが、ファイル名に日本語英語以外の文字があると表示できない点はエクスプローラに劣ります。まめFile1を使ってたときから気づいてたのですが(そしてダウンロードページに気づいた点があったらおしえてくださいと書いてあるのですが)作者のメールアドレスがどこにあるかすぐ見つからなかったので、めんどーなのでフィードバックしてません。ほかにもエクスプローラのほうが良い点もありますが、エクスプローラに無いべんりな機能がいっぱいあるので、いつもこっちを使ってます。けっこうお気に入りなファイラー。数字キーで短縮ダイヤルみたいに一瞬で登録フォルダがパッと開くのが超べんり。
2002.02.14 ネスケ4より軽くて表示が正確な Opera の6.01英語版の正式版が出てます。日本語版は、まだ6.01「ベータ」で正式版は来月ごろのようです。Opera 6.01日本語ベータ版ですが、日本語をほぼちゃんと均等割付できる点など、軽快さと高速性のほかにも、Mozilla 0.9.8 よりすぐれている点があります。均等割付できる気がしてましたが、再テストしたらモジラと同じレベルでした。
とりあえず日本語正式版が出たら、ネスケ4のユーザは、是非にとは言いませんけれど一応、乗り換えも検討してみてください。とくにネスケ4ラブラブというわけじゃないけどモジラが重すぎるので仕方なくネスケ4を使ってる、というパターンのかたは、オペラ軽くてよろしいです。ノルウェー製の製品で北欧を中心にヨーロッパでは人気が高いようです。エストニア語版、なんてのも製品化されてます。日本語を含む多言語対応については、まだまだ道は遠そうですが、それでもネスケ4と比べると目が覚めるようなレンダリング。日本でも人気上昇中っぽい。
このサイト(妖精現実)でも、試しにOpera6にきちんと対応してみることにしました。
関連記事: Opera 6.0 Beta1 リリース|裸の王様2001/ほか