趣味Web 小説 2009-08-18

2009年の課題図書で読書感想文を書いてみた

読書感想文の書き方を指南する人はたくさんいる。私もその一人だ。が、だいたいそういう人は、読書感想文を自分では書かない。私もその一人だ。

ただ、私は「読書感想文なんて簡単だ」とはいってこなかった。「実際に自分で書こうとしたら、つらくて、苦しくて。だから大人たちは子どもを怒鳴りつけるだけなんだ」と語ってきた。かつて、生徒の指導と平行して何枚も読書感想文を書いてみて、私は疲れ果てた。が、それも10年近く昔の話だ。

いい加減、記憶が妄想と化しつつある。これでは、いけないな。だから、書いてみた。

何冊分になるかは未定だけど、8月中に原稿用紙30枚分(6~8冊分相当)は書くつもり。

結局

6冊でダウン。ホントは全部、書きたかったんだけど、燃え尽きました。いや、やっぱりつらいって。

「風をおいかけて、海へ!」「しあわせの子犬たち」「ぼくの羊をさがして」「8分音符のプレリュード」「縞模様のパジャマの少年」の5冊は、たぶん感想文を書きやすい本。私にも、いろいろ構想はあったんですけど、ガス欠です。まとまらないうちに8月が終ってしまい、やる気が抜けたというか。

2005、2006年は、8月末までに課題図書を全部読むことができず。2007年は夏の間に課題図書を何とか読了。たった18冊で、しかもハズレは基本的にない。なのに、意外と読めないのは不思議。今年は課題図書を全部読むまでは早かったから、この勢いで感想文も18本書こうかと……まあ、6本仕上げたのは悪くない結果。

2010年は10本以上感想文を書けたらいいな。とりあえず、18本全部というのは無理だと思った。検索エンジン経由の訪問者数を見るに、中学生・高校生向けの課題図書の感想文を読みたい人がすごく多いらしい。でも中高生向けの課題図書って内容豊富だから、読者の方でテーマを設定しないと感想文が書けない。それが難しいんだよね。「夏から夏へ」「カレンダーから世界を見る」で完全に詰まって時間を浪費したのが今年の敗因。

ところで、こうして課題図書で感想文を書くと、コピペして学校に提出する人がいるんじゃないか、なんて心配する声がありました。でも、こんな個性的な文章をコピペしたら100%バレるだろう、という。杞憂じゃないですかね。

Information

注意書き