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繁華街 繁華街
旅行/グルメ/娯楽/ファッション
カトリーナ・カト 
 洋食専門店。その名は村長の近所にいた猫の名前に由来する。
 庶民的で小さな店舗ながら、一通りのメニューは揃っている。しかし店主が長く肉嫌いだったこともあり、レパートリーはさして多くない。味はといえば「レトルトよりはうまい」との評判である。店主の窮乏生活の経験からか、味相応に値段も安い。
 エッセイでは料理の薀蓄ではなく、料理にまつわるエピソードを綴っている。以降繰り返さないが、当村のエッセイ館は全て村長の自伝的エッセイであり、当該テーマについて真正面から論じた文章は非常に少ない。したがって何かの知識を求めて読むことはお奨めできない。
 なお、こうした各街区各施設の紹介はお遊びであり、実際のエッセイの内容を表すものではまったくない。これも合わせて注意されたい。

チンパオ軒 
 繁華街にある中華料理屋。弁当屋から出発し、村のグルメブームの波に乗って現在のように立派な店を構えるに至った。
 庶民的なメニューと値段の安さで労働者や学生などに受けている。味は特に凝ったものは出さず、まず安心して普通に食べられる。
 年代物の店舗を借りており相応に汚いが、むしろ味があるということで中年の男性客も多い。だが女性客は驚くほど少ない。カップルで来ると別れるというのは、高校生の間では有名な噂だという。

ふじさき 
 蕎麦屋として伝統のあった店だが、現在は和食割烹として庶民向けに間口を広げている。ただし昔の名残で、お品書きには麺類が多い。
 この店の味は折り紙付きで、週末には村内のみならず近隣からも客がやってくる。とはいえ夜は古式ゆかしく昔ながらのスタイルで営業しているが、昼間はリーズナブルな値段に設定しており、学生や会社員もふらっと食べに来ることが多い。

取るなら取りねえ! 
 この寿司屋、じつは当村で一番流行っている料理屋なのだ。店主の寿司への思い入れは格別で、雑多な薀蓄が楽しめるとあって店主の語りに耳を傾ける客も多い。
 寿司屋はカウンター2856番記念に特別名誉村民トルナラトーレさんの希望で建設されたのだが、予想以上の客入りに村長も満足げだ。

レトランゼ 
 夜のお客を一手に引き受ける大きなバー。かつて村長の書いた小説の題名がその名の由来だという。
 下戸のマスターが取り仕切っており、昨今の健康ブームにヒントを得て始めたジュースバーが、意外にヒットしている。店内は薄暗く、カウンターやビリヤード台も用意されているが、メニューはソフトドリンクが半分を占める。健康志向の革新文化人や先端の若者が「敢えてジュースがナウい」とこぞって集まり、バーは一種のステータスとなった。最近ではドレスコードなどもつくり、野暮な客を敬遠している。

山王娯楽会館 
 繁華街にある村唯一の総合レジャーランド。店名は村長とよく一緒にビリヤードに行った3人の友人がともに「O」というイニシャルを持つことに由来する。「3O=3おう=さんのう=山王」という具合。
 近代的なビルの各フロアには広大な遊技場が広がっており、週末は家族連れで賑わっている。その一方で、たびたび青少年が集って問題を起こし、非行の温床という指摘も受ける。そのため駐在所と経営者は巡回を強化するなどの対策を打ち出している。

花丸横丁デパート 
 地上5階地下1階の巨大ビルに36のテナントを抱える、いささか立派過ぎるデパート。村役場の行政改革断行後、村内最大の雇用を抱える施設となり、名実ともに村の経済を担う存在となっている。幸い多くの客を得て、経営は安定しているという。なお花丸横丁とは、村長が昔書いた小説の題名である。

新世界倶楽部 
 いささか風変わりな仮装倶楽部。紳士淑女の交換の場と銘打っているが、いい歳の男たちが夜な夜な集まって変身している危ない店である。自分の内に秘めた新しい世界を知るということで、いつしか新世界倶楽部と呼ばれるようになった。オーナーはもともと品揃え豊富な衣料店を目指していたが、いつしか服装倒錯者の集う店になってしまったという。

ge n esi s 
 繁華街にあるアクセサリー専門店。店名は村長の文芸部時代の最高傑作と称される小説の題名。ちなみに意味は「創世記」である。間が妙にあいているのはデビット=ボウイ好きの店長のセンスによる。
 店長はもともと都会で路上販売をしていたが、取締が厳しくなってきたので一財産抱えて地価の安いにゃごろう村で念願の店を持った。とはいえ田舎にさして客がいるはずもなく、センスも古くなってジリ貧。大したものは売っていない。安い割にはハッタリの効く小物を中心に営業している。こじんまりとした店だが、店長の進歩的な趣味に保守的な村民は眉をしかめている。

コズエ・シマダ エッセイ準備中
 ブティック。店名は、かつて村長の近所にあった服飾店のオバサン(マネキンへのコーディネートをしていた)の名前のアナグラム。
 センスは悪いが、値段と見比べれば「観れる」個性的な服を選んでくれる。高価な品はほとんど扱っていないが、はったりのきく服が多数ある。ファッションにお金をかけたくない人にお勧めだ。
 店のコンセプトは「低価格、高効率」だが、既存の様式に留まらない斬新なファッションは、着る人を変人に見せることもままある。

幸福島旅行代理店 
 国内旅行、しかもレジャーパーク専門の旅行代理店。いつでも確実にチケットを入手できる体制が整っている。近年、修学旅行などを多く請け負って急成長した。

繁華街

"Bar?"

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