2005年11月30日
「意味」という言葉の意味を教えてください / 時間がない、能力がない
森博嗣「臨機応答・変問自在」
- 学問には難しい言葉が多すぎる。
- その言葉がないともっと難しくなるので、言葉が作られる。「概念」という言葉が難しいのではなく、「概念」という概念が難しい。
以下、話を Web 上での趣味的な言論の場合に絞る。
難しい言葉森博嗣「臨機応答・変問自在」
を使わないと、単純に、文章が長くなることが予想される。
趣味でウダウダと文章を垂れ流している我々(誰)には、時間的及び能力的なリソースがそんなにない、即ち、ひとつの文章に長く関わっていられないし、長い文章を最後まで読ませるようなそれにする能力もない。故に、難しい言葉森博嗣「臨機応答・変問自在」
の説明から入って本題を展開できないまま文章を長くするわけにはいかない。いかないというか、例え話をすると(例え話トリック)、言葉を積木だとして、積木は積み上げたり、あるいは崩したりするものであって、積木ひとつひとつをしげしげと眺め、木目の数や色塗りのムラをチェックするというのは、まあ、特殊な趣味ではないかと思う。少なくとも我々(誰)がやることはそれではないだろう。
また、積み上げる前に、いちいちこれから使う予定の積木を並べて見せる必要も、ないと思われるが、ただ、コストを削減したい場合は、前もって完成予想図を見せておいた方が良いかもしれない。
どんどん抽象的になっていくので、ここで終える。
負けても戦え!(?)
絶好調押井守氏のコラム。今回はアニメスタジオの勝敗論勝つために戦え! その17 第一回
ということだそうで。
勝つために戦え! その17 第一回
- 押井
そう、だから勝つためには成功や失敗の理由をこつこつと積みあげて理解するしかないんだよ。そのための一番簡単な手段は強力な指導者がいること。 I.Gでは石川(注4)が全部責任を持つ。成功したら、アイツが頑張ったおかげと現場を立てる。石川は現場に思い入れのあるタイプのプロデューサーだから現場を立てることを知っているよね
そこがまったくないプロデューサーは、失敗すれば全部現場の責任、成功すれば全部自分の手柄、ってことを繰り返すから、現場はどんどんクサっていく。愛情が持てないからスタッフはどんどんよそへ移っていく。スタジオのポテンシャルは下がっていく。逆に勝つスパイラルに乗ったスタジオはほっといても伸びる。仕事したいってところが山ほど出てくる。I.Gはその典型だよ。
アニメスタジオの話ですけど、大人数で作品・商品を作る時の一般論としても当てはまりますよね。
高寺さん! 高寺さんなの?!
響鬼をマターリ語るスレ●六之巻● 523
- 523 :名無しより愛をこめて :2005/11/29(火) 23:54:48 ID:DsBYpe8E0
前半にやっといて後半マターリに持っていく、って形でもよかったろうに
やっぱり前半ゆっくりしすぎた感はあるよね。
でも今はストーリーが急いでる風でもある。
もしかしたらよ、オロチのくだり(ラストバトル)が、後からのテコ入れ部分で、本当はあきらの鬼断念と明日夢と京介の弟子入りが最終回だったのかも?
ヒビキ「どうした、ついてこないのか? 明日夢!京介!」
明日夢・京介「はいっ!」
みんなが笑顔で見送る・・・ストップモーションでEND。
これが当初予定の最終回だったりしてw
響鬼をマターリ語るスレ●六之巻● 528
- 528 :名無しより愛をこめて :2005/11/30(水) 10:47:42 ID:/TklFz9D0
>>523大正解!!御明察!!
とはいえ、あきら!お前の鬼に対する情熱は、そんな薄っぺらなもんだったのかっ!!(バシッ!!)
いや、大正解!!響鬼をマターリ語るスレ●六之巻● 528
って……お前は何者だ……っていう。
わざわざ断ることでもないですけど、見出しはネタです。高寺氏はコンピュータとか触らない人らしいし(ソースなし)。だから、 >>528 氏は白倉氏。俺の占いは当たる( by 一文字隼人)。
余談
何か響鬼騒動で、白倉氏と高寺氏の作風が対照的だ、みたいな分析が至る所で見受けられましたけれど、コンピュータやネットとの関わりについても対照的なんですよね(コンピュータに触らない高寺氏と、ブロガーだしプロデュース作品の公式サイトも作る白倉氏)。なんか井上脚本みたいな対比っぷり。
余談の余談
えっと、私は誰かに喧嘩を売りたいのだろうか(自問)。
2005年11月29日
なんか今時珍しいものを続けて見た
もちろん、私の見える範囲で、私の価値観に照らし合わせて、「珍しい」ということですよ。どこか遠い国では珍しくも何ともないかも。けど気にしないー。
1
殊能将之Part25 730
- 730 :名無しのオプ:2005/11/29(火) 19:20:18 ID:zNUauSB4
>726
オレは一応何冊か読んだよ。人物造形なんかは20年以上前に何冊か読んだ赤川次郎と似たものを感じた。
それで、なんか登場人物≒作者が天才らしいんだけど…。 美濃牛で石動だったかが「ほんとうに頭のいい人は難しい内容を平易な言葉で語れる」みたいな思考をするよね。
対してMの作品の登場人物は「天才の思考は天才にしかわからない」(オレ様は天才だ、バカにはわからない)という思考なんですよ。
要は、自分はバカだと思いたくない読者が、自分はバカではないのでついていける、と裸の王様と民衆みたいな構造で本が売れてるんじゃないかなー、と思う。
スレ違いなのに長々とすみません。でも、あのレベルの同じような作品を年に何時も濫造されるよりは今の状況の方が読者としてはマシかなと。
なんかこの手の森博嗣氏(とその読者)評って、特に強調した部分は、大分前(森氏のデビュー後三四年ぐらい)に言い尽くされて、それでも年20冊の刊行ペースとそれなりに売れている状況が続くので、なんかもうみんな(誰)思ってても言わなくなった(言っても詮無いから)、って感じの代物だと思ってたんですけど、まだ普通に言っちゃう人がいたんですね。
あと、スレッドの主題となる作家を他作家、他作品と比べるっていう、こういうスレで一番荒れそうなことをサラッとやっちゃうのに驚いた。
ピュアだと思った(謎)。
参考リンク
2
『仮面ライダー響鬼』は、“イケメンライダーが骨肉の争いをする”系の、奥様に媚びた路線が続いた平成ライダーにおいて、異色の骨太ヒューマンドラマだった。
九十九式: [tv] 『仮面ライダー響鬼』 男のツンデレは害悪だ
平成ライダーが奥様に媚びた九十九式: [tv] 『仮面ライダー響鬼』 男のツンデレは害悪だ
って評されるの久しぶりに見た。というか、路線が続いた九十九式: [tv] 『仮面ライダー響鬼』 男のツンデレは害悪だ
ってことは555や剣も含まれるのかしら。この二つがイケメンライダー九十九式: [tv] 『仮面ライダー響鬼』 男のツンデレは害悪だ
として、特撮関連じゃないメディアで取り上げられたってあんまり見たことないんですけど、一応イケメンライダー九十九式: [tv] 『仮面ライダー響鬼』 男のツンデレは害悪だ
扱いだったんですね。
白倉氏も大変だな(謎)。
追記
イケメンライダーでググったら、トップに剣のテレ朝公式が出てきたので、やっぱり世間一般的には平成ライダー=イケメンライダーだったらしい。なるほど。
参考リンク
余談:日本語で遊ぼう:辞書厨
新明解国語辞典 第五版
- こつにく【骨肉】
〔骨と肉の意〕親子・兄弟など、血を分けた間柄にある者。肉親。
「--の間柄/--相食(ハ)む〔=骨肉の間柄にある者同士が、利権を独占しようとして醜く争う〕」
2005年11月28日
天才を見た
UMLAUT板
- くが
- 2005/11/14 (Mon.) 22:07:12
- マフラーとか学ランとか
首を覆った姿が萌えるのはなぜですかね- く
- 2005/11/23 (Wed.) 21:47:56
- あれかな、ひとつ上の男的なあれかな
天才。
2005年11月27日
今無性に使いたい言葉
「すこぶるつきの不良(ワル)」
解説
暇です。
2005年11月26日
腹が減って眠れない
珍しい経験。
追記
結局眠れたよ!(ふーん)
2005年11月24日
NIKKI
くるりのニューアルバム、 NIKKI ( isbn:B000BM6KNS )、まだ買ってなくてちょろっと聞いただけなんですけど、6曲目の「お祭りわっしょい」は向井秀徳氏( NUMBER GIRL / ZAZEN BOYS )っぽい曲だと思った。特にAメロが。歌い方も微妙に。いや、向井氏の曲もそんなに聞いてないんでとてもいい加減な印章で書いてます。
勝つまで戦え!(え?)
そういうところで現実を直視するって事自体が、すぐ新たなイメージに取って代わっちゃう。これが問題なんだよ。いくら掛け声でイメージに騙されちゃいけない、現実を直視するんだ、リアリズムでいくんだって言ったてさ、リアリズムの内実自体がイメージとしてしか持ち得ないんだよ。そこに困難があるんだよね。どうしたらリアリストになれるか。一番簡単なのは年食うこと。
勝つために戦え! その16 第四回
一応既に ?B でブックマークしてますけど、この下りが抜群に良いので転載。押井守氏の青春観、若者観は好きです。屈折してるようなそうでもないような。
詳しく知りたい人は獣たちの夜( isbn:4043666012 )を読むといい。ほぼ自伝。多分。
それから押井氏は立喰師列伝に佐藤友哉氏や滝本竜彦氏を主演させてるみたいなんですけど、押井氏は彼ら、若者であることを限りなく肯定している(と思う)彼らの作品についてはどう思っているんでしょうね。立喰師に登場させるということはある程度交流があるということで、交流があるんなら読んでないことはないと思うんだけど。
2005年11月23日
悪く悪く悪く悪くなれ
ドラえもんのカゼうつし機の話のオチを思い出した。入院して憧れの看護婦さんに世話してももらいたくて、ひどい風邪をひくために北風の吹く中上半身裸で街を歩く男が、誰にも風邪をうつせず困っていたのび太から風邪をうつしてもらって大喜びで走っていくって言う。
改めて文章にしてみると凄いオチだなあ。凄いって言うか、いやでも凄いとしか言いようがないよ。こんな発想でないから。しかも単に突飛なオチというだけではない。先に風邪をひいたのび太にやさしくするジャイアンという、(ドラえもん世界の)常識外れの存在を出すことで、「風邪をひくことを喜ぶ男」という存在を出すことに物語としての一貫性を持たせている。これが凄い。多分。ごめんよくわかんない。
この話はてんとう虫コミックスのドラえもん第2巻(isbn:4091400027)に収録されてます。
閑話休題。無理矢理度のきつい眼鏡ををかけて視力を強引に落とメガネみち
す方法って、ひどい肩凝りとか偏頭痛とかが起こりそうだと思った。普通に使ってても偏頭痛起こりますしね。今もちょっと頭が重い。メガネにしてもコンタクトレンズにしても、生身ではない以上どうしても歪みは生じる。ネットワークに記憶を全コピーしてもゴーストまでコピーできないってことです(え?)。
閑話休題とか言って、この記事全体が閑話じゃーん、というソリューション。
ソリューションって言いたかっただけ。あと見出しが思いつかない。結局適当な感じに(いつものことですけど)。
どうでも良い話(リンク集を作ろうと思って、作らなかったこと)
真名垣氏の「 Firefox 否定論」から始まる某方面の方々のFirefoxとOperaの比較考察Firefoxを使はない理由
を徒委記でリンク集としてまとめようと思ったのだけれども、何故か私の環境では新規にページを作成することが出来なかったので諦めた。「何故か」というか、多分 Camino の設定でリファラの送信を切ってるから駄目なんだろうな。
いや、だったらリファラ送信するように Camino を設定し直すか、あるいは他のブラウザ使えという話ですけども、最近ようやく、自分が著しく構ってちゃん化していることを自覚出来たので、あんまり他の人が管理しているところで文章を書いたりするのはやめよう、と思い直したのです。あと、単純に需要がなさそうだとも思いました。
うん、まあ、どうでも良い話ですね。だからどうでも良い話だって見出しで断ったじゃないですか!(逆切れ)
余談
徒委記の HTML 議論リンク集もずいぶんリンク切れしているのが多いですね。まとめて読もうとするとわりとフラストレーションが溜まる。
フラストレーションって言いたかっただけです。
余談その2
「良い話」と「どうでも良い話」、たった四文字の違いですが、ずいぶん意味が変わりますね、とか書こうと思ったんですが、四文字も付け加えられれば大体の言葉の意味は変わりますよ。
「佐藤さん」と「腹黒い方の佐藤さん」、とか。うん、例えが良くない。
というか五文字付け足しちゃってる。
時が加速している!( FFTA が楽しいなぁっていう日記)
Final Fantasy Tactics Advance をやってたら一日が終わりました。あれ?
というか、もう大分プレイしていると思うんですが、なんかこのゲーム、ストーリーがあってなきがごとしというか、まだ終着点が見えないというか。元の世界のクラスメイトとの対話もえらくあっさりしたものしかないし。私の進め方が遅いだけですか? これから怒濤の急展開が?(訊いてもどうしようもないですけど) いや、出来ればこのままストーリーは薄い感じで行ってもらえると嬉しいのですが。正直なところ、ゲームで物語を楽しむのってかったるいんだよね。
というわけで、まあ
昨日、11月22日は私、 id:vooot さんのお誕生日だったわけですが、昨日の日記を読んで、匂わせ方が気持ち悪いなあと思いました。というかわざわざ匂わせようとすること自体がおかしいというか、簡単に言えば気持ちが悪い。要するに死ねばいい(流行語を取り入れてみた)。
さて、去年の自分は誕生日にどんな Web 日記を書いたのかな、と思ってちょっと探したらこんなのが出てきた。
長く素晴らしく憂鬱な一日
今日は慌ただしい一日でした。きっと何処かの偉い人(あるいはエロイ人)の誕生日だったのでしょう。
うっわ、キモッ!
慌ただしい一日
と書くことで、「いやあ、なんか結構祝われちゃったわよ〜」みたいな感じを出そうとしているみたいですけど、確か特に何もなかったし誰にも祝われてないよな。恥ずかしい奴だ。他の記事も読んでみると、かなり嘘を書いていることがわかる。恥ずかしい奴だ。死のう。
死にませんけど。
というか、一年以上ずっと Web 日記を書き続けていることが既にアレですよね……ごにょごにょ……。日記て。Web 日記て。
2005年11月22日
CSS の本来の力についてTrue Power of CSS
こういうの、ウットリするなあ。ワクワクするなあ。
IE には早く :before 疑似要素と :after 擬似要素の対応をして欲しいー。そして、Gecko 系のブラウザはOpera の様に:before(:after) 疑似要素内のテキストを選択(フォーカス)出来るようになって欲しいー。 Firefox だとなんか拡張機能入れれば出来るようになるのでしょうか。わからない。
Happy Birth Day
今日、11月22日は、以下の方々の誕生日でーす。
- 尾藤イサオ(歌手)
- 倍賞美津子(女優)
- 神尾米(プロテニスプレイヤー)
- aiko(歌手)
- 皆川純子(声優)
- 清水佐紀(歌手・Berryz工房)
わーい凄いような凄くないようなメンツですね(失礼だな)。
それだけです。特に意味はありません。あーりーまーせーん。
2005年11月21日
さて、寝坊してやる気がないから、お出かけしようかな。a day in the life of mercy snow 2005年11月後半
ベンチに坐り、バスを待っていたら、ごま塩頭を角刈りにした、くわえ煙草のおじさんが話しかけてきた。
「いい天気だねえ。でも、午後からは雨らしいよ」
おじさんはわたしの隣に坐ると、
「アンちゃん、仕事は何してるの」小説家です、と答えても信用されるわけがないので、「ええ、まあ……」と言葉を濁していたら、おじさんはけらけら笑って、
「仕事ないんだろ? オレもなくてさ、毎日ふらふらしてるんだよ。70にもなると、職安に行ってもだめだね」がっちりした体つきなので、そんな歳には見えなかったが、もう70歳を超えているらしい。
「仕事がなくても煙草はやめられないな」
おじさんはにやりと笑うと、空を見上げて、
a day in the life of mercy snow 2005年11月後半
「いい天気だね。でも、午後からは雨が降るってさ……」
そう言い残して、立ち去っていった。
多分これは何かの伏線。
きっと、文中のわたしa day in the life of mercy snow 2005年11月後半
は殊能氏じゃなくて、「安子」って名前の女性(安=アンでアンちゃんa day in the life of mercy snow 2005年11月後半
)。つまり「おじさん」と「わたし」はアンちゃんa day in the life of mercy snow 2005年11月後半
とあだ名で呼ぶくらいには親しい知り合い。次回以降で「おじさん」は死体で発見されるんだけど、警察に事情を聞かれても、しかし「わたし」は「おじさん」を知らないと答える。
んでもって、実は「おじさん」は七十歳ではなくて、つまり嘘を吐いていた。犯人当て小説の一般的なルールに従って、嘘を吐くのは犯人だけ、即ち「おじさん」の死は自殺。「わたし」も警察に嘘を吐いているので犯人だから、彼女は「おじさん」の死体を他殺に見せかけるための偽装工作をした、と。
名推理過ぎるって言うか私 JDC に入れますね。
再生産未定
- 「明日に向かって走れ」メーカー在庫なし生産予定未定で取り寄せ不可(エレカシ情報局「勉強オレ」)
先日お伝えした「明日に向かって走れ−月夜の歌−」ですが、廃盤ではなく「再生産未定の品切れ」という状態であることが判明しました。
「廃盤」はメーカーが店頭在庫を全て引き上げて廃棄するので、同じ品番での流通は2度とないのですが、「再生産未定の品切れ」は全国のショップからの注文や要望がある程度たまれば再生産される可能性があります。しかし現時点で取り寄せ注文ができない状況であることは同じです。
エレカシ情報局「勉強オレ」: 「明日に向かって走れ」メーカー在庫なし生産予定未定で取り寄せ不可
最近で一番ショックな出来事。
君も戦闘員になれる!
微妙過ぎる。欲しいけど一万円を出す気にはなれない、というライン。ガスマスク付きだったら買ってたな(嘘(嘘がお好きですな(嘘同盟だからな(嘘だが))))。
2005年11月19日
堂島孝平の FIRST BEGINNING を聴いてるよ
5曲目の「夢のスキマに」という曲が、ライブで聴いた時よりあっさりした歌い方で、ちょっと残念。この曲は光るサーチライト
のところのメロディの盛り上がりそうで盛り上がらない中途半端な感じが良いですね。
ノミ野郎
難しい。今 STAGE21:DEEP SEA で詰まっています。
ここ数十分で1年分ぐらいスペースキー打った。このままだとスペースキーの印刷が薄れちゃう! って、スペースキーには文字が印刷されてないよー、という。お話。
DEEP SEA がクリア出来ねェェェェェッ!
いつの間にか朝ですよ。
2005年11月17日
私の iBook もうボロボロ!
なんでだろうなーまだ購時から一年とちょっとしか経ってないのになー。ついこの間も電源アダプタを買い替えたし。
というわけで、アップルのiMac G5欲しい!
あと金も欲しい。誰かください。地位と名誉でもいい。誰か!
2005年11月16日
最近買った漫画(厨房ですいません)
最近買った漫画は HELLSING と寄生獣。どちらも描写やテーマや掲載紙が少年漫画的ともそうではないとも言える微妙な作品で、この二つを合わせて買うというのは、なんか、「ジャンプなんかダセーよ」とか言い出したわかりやすい中学生みたいな感じだなぁと思った。
関連リンク
自分語り
中学生には戻りたくないです。
小学生に戻りたい(馬鹿ですいません)
「オレは宇宙で5000万番目に金持ちだせ!」
「じゃぁオレは4999万番目に金持ち!」
「嘘つくなよ! オレの方が金持ちですー!」
「誰が決めたんだよ! オレの方が絶対金持ちだね!」
「命賭けるか!」
「かーけーまーせーんー。バリア! オレは今バリア張ったから命賭けなくてもセーフ!」
うーさーのその日暮らし No.764
笑い死ぬかと思った。こういう小学生低学年的な感じが最近凄く心に沁みる。
関連リンク
自分語り
私の小学校の思い出は、毎日放課後は図書館で火の鳥を読み続けてたことぐらい。黎明編と未来編のループとか、宇宙編の新し過ぎるコマ割りとか、衝撃だったなあ、とか。本当にそれぐらい。
オレは小学校五年の時 仲間から取り残されて 無意味なる気遣いの習慣を得た
雲の切れ間の陽光あびて テリトリーの違いが身にしみた
「ロック屋(五月雨東京)」エレファントカシマシ
うん、なんか死にたくなってきた。
俺は時々戦う前から勝負を避けて奴等に勝利をもたらす「眠れない夜」エレファントカシマシ
エレカシ宮本氏の歌声が沁みる時というのは、大体疲れている時だ。身体か心、あるいはその両方が。
good morning を聴いていると涙が出てくるってのは、やばいなぁ。昔は「宮本さんすげーカッコいい」とひたすら思っただけだったのに、今聴くと含まれている切実さで死にそうになる。そろそろヤキが回ってきましたかね、私も。
追記:「やきが回る」って始めて使った
やき 0 【焼(き)】 - goo 辞書
- ――が回・る
- 〔刃物を鍛える時に火が行きわたりすぎて、かえって切れ味のにぶることから〕年をとるなどして衰えてにぶくなる。ぼける。
ああ、こういう謂われなのか。
由来自体は過ぎたるは及ばざるがごとし的な感じなのに、どうして「(年をとって)衰える」って意味になったんでしょうね。年をとるということは鍛えるために焼かれることなのだろうか。
追記:感情の言語化機能にエラーが発生しました
多分私の感情を言語化する能力は大分劣悪な具合に出来ていて、このサイトに書こうとしても書けない事柄というのがわりと沢山ある。エレカシもそのひとつで、エレカシについて何か書こうとするとどうも決まりの悪い思いをすることが多い。カッコいいとは思う。では何故カッコいいと思うのか、説明ができないというわけ。
2005年11月13日
2005年11月12日
勉強オレ
グダグダと作業。ちゃんと勉強すればこんなに時間かからないんだろうなあ。あー勉強は必要だ。死ぬまで勉強だ。
2005年11月09日
台詞回し
自分で見たわけではなく、人から教えてもらったのだが
井上脚本では「ひとつ聞かせてくれないか」という台詞が一度は入る
んだそうだ(笑)。
言われてみると、涼村暁も天堂竜も乾巧も草加雅人もそんな台詞を言っていたような…。
井上脚本
仮面ライダー THE FIRSTでは、俺はただ美しいものを守りたいだけだ
のような、「(俺は/私は)ただ〜」って言い回しが多かったような気がした。
10年前の僕らは胸をいためて「いとしのエリー」なんて聴いてた小沢健二「愛し愛されて生きるのさ」
イン殺さんがオザケンを引用するって面白さは、一体なんなんでしょうね(訊いても)。
2005年11月08日
金の使い方(仮面ライダー THE FIRSTについて)
金をかければ面白いものが作る事ができる、という考え方と、金をかけなくても面白いものは作れるという考え方は特に対立しないが、(特にWeb上では)時として前者を前提にした意見は後者によって否定される。面白いという概念についてのアレコレはさておいて、単純に面白く感じたという人の多さであれば、大半の金をかけた映画の方が、大半の金をかけなかった映画より、大半の場合において上であるはずだが(「金をかけた映画」というのは広告費にも金をかけるので、単純に客が多いから)。
また、予算の額というのは、その映画の種類や出来に関わらず宣伝の惹句となることがあるし、マスメディアが映画を紹介する時、その予算には少なからず注目される。金のかかり具合というのは皆(誰)大好きなのだ。
とまあ、以上の金や予算を観客動員数と入れ替えても概ね意味が通じるところが、どうも正しさと言う点で怪しいが、えっと、そろそろ本題に入ろうか。
仮面ライダーTHE FIRSTはなかなか低予算、そして短時間でとられた映画であると思う。
短時間というのは、劇中の季節が不明確なことからわかる。低予算というのは、ロケ地が日曜朝のライダーシリーズや戦隊シリーズで見た事があるような場所*1が多用されていたことから類推できる。
それでも仮面ライダーTHE FIRSTは面白かったし、良く出来た映画だったと思う。予算やスケジュール、その他様々な制約の中で、製作者達のセンスとサービス精神が揮われた名作、が言い過ぎなら佳作であったと思う。
そんな作品に沢山の予算がかけられていたらどうなっていたか、あるいは続編が予算何十億の超大作として作られたらどうなるか、そんなことを考えるのは、少し楽しい。東映の劇場作品には、去年、予算10億と言われ、ネット上では深刻なまでに不評だったデビルマンという作品があるので、それを考えるともっと楽しい。
ただ、楽しいのは確かだが、結局一つの消費単位でしかない我々がそんなことを考えても益体も発展性もないし、製作サイドの人間が考えていたとしたらそんなこと考えている間に企画を作って通してくれ、という話ではある。
そのことを踏まえた上で、いよいよ本題に入る(まだ入ってなかったのか)。
仮面ライダーTHE FIRST 303-305
- 303 :名無シネマ@上映中 :2005/11/07(月) 03:27:51 ID:W5SVfU6k
ハリウッドのアメコミ映画並の予算で仮面ライダーを見たいもんだな
- 304 :名無シネマ@上映中 :2005/11/07(月) 03:38:12 ID:EgwiFk3x
予算が多くても、Pが白倉だったらロケ弁がバージョンアップするとか、そういう理屈(スタッフ・キャストの士気を上げる)に金がかかって、映画自体は今回と同じようなある意味で手堅い作りになると思う
Pが白倉(やその他東映特撮のプロデューサー(高寺は抜く))じゃなかったら、それこそデビルマンの再来では
- 305 :名無シネマ@上映中 :2005/11/07(月) 03:52:14 ID:nGa3xwJx
>>303
大金注ぎ込めばいい映画になるというもんでもないだろ。
特に大金を持たされた事のないスタッフに渡しても使い方がわからず無意味に地方ロケが増えたり、弁当や打ち上げが豪華になるだけの予感。
逆に映像に金かけすぎてハリウッドみたいにCGだらけになっても萎えるし。
いい脚本書いたり、イカス演出したりってのは金じゃなくてクリエイターのセンスだからな。
今回の映画はアクション演出に関してはセンスとサービス精神を感じた。
シナリオも不備だらけだが、あの無理矢理っぷり(突然現れるボートや2号サイクロンやあすか用のゴーグル付きメット、あすかが何故警察に本郷を告発しない、ライダーや怪人達はいつのまに着替えを?晴彦マフラーの赤い糸等々…)も、仮面ライダーらしいっちゃらしいし。
ここでは>>304氏の手堅く仮面ライダーTHE FIRST 304仮面ライダーTHE FIRST 304
という言葉について考えてみたい。
手堅く、とは無理をしないということはないかと思う。いや、仮面ライダー THE FIRSTの根幹であるヒーローの恋愛という点については先日述べた通りまだまだ発展の余地があると思うから、そういう意味では仮面ライダー THE FIRSTには無理があったと思うが、そういう意味ではない。
作品の内容の無理は、どんな低予算でも成否を問わなければできるし、低予算で成功する事もままある。
内容ではなく、製作のシステムにおける無理をしないだろうということだ。製作のシステムでの無理とは、例えば外様で強力なスタッフを安易に起用しないという事になる。
いくら実力に定評があり、ネームバリューがあるからといって、監督に押井守氏を起用するようなことはないのではないか、という話である。これはもちろん向き不向きだとか、作家性だとかの問題ではなく、単純にして明快、東映に、白倉プロデューサーに、押井守を扱えるのかという問題だ。同じ理由で、脚本に宮藤官九朗氏を用いる事はしないだろう、と。
人間の一機能・一部分を機械化することで強化して、強化部分の能力を完全に発揮しようとすると、その負荷に生身の部分が耐えられないから他の部分も機械化せざるをえない、結果的に全身を機械化せざるをえない、という話があるが、正にその通り、押井守氏や宮藤官九朗氏に合わせる形でスタッフを揃えていったら、結局それは東映で仮面ライダーを作る製作システムとして妥当なのか、という話になる。
もちろん、既存の特撮番組製作班に押井守を放り込んで上手く行くはずがないだろう。負荷に耐えられない、というわけだ。下手すると製作自体が頓挫する可能性があり、いや、作品が出来上がることは出来上がるのかもしれないが、押井守を起用した結果として満足の行くものになるかといえば怪しいものだと思う。
というわけで、仮面ライダーTHE FIRSTに金がかかっても、白倉氏がプロデューサーであればロケ弁がバージョンアップするとか、そういう理屈(スタッフ・キャストの士気を上げる)に金がかか仮面ライダーTHE FIRST 304仮面ライダーTHE FIRST 304
ることになるのではないか、という指摘は正鵠を射たものではないかと思うが、そんなもん本人に訊いてみないとわからないし、前述した通り、実際に製作している人にこんなことを訊くのは時間の無駄というか、きっと答えてくれないだろうから、この文章はまとまらないままに終わるのである。
押井守監督のGRMはいつ公開されるんでしょうね(ギャフンEND/立喰師列伝楽しみです)。
やりたいことをやるには(シャンゼリオン、仮面ライダー THE FIRST、響鬼について)
相手に言うことを聞かせたい、自分のやりたい事を止めないで欲しい、というとき、自分の行動によって相手に(も)利益があることを伝えるのが一番スマートだし、それが聞き入れられればそれに越した事はないが、しかし、利益が理解されなかったり、理屈以外の部分で否定されてしまう場合、テクニックが必要になる。
白倉伸一郎氏が始めてプロデューサーを担当した特撮テレビシリーズ、超光戦士シャンゼリオン。その第三話の完成試写会で、「これってコメディなんだっけ?」シャンゼリオンという名の日々/揺籃編シャンゼリオンという名の日々/揺籃編
、「企画書にはコメディのコの字もなかったけど、実はそうだったんだね」シャンゼリオンという名の日々/揺籃編シャンゼリオンという名の日々/揺籃編
と言われたそうである。企画説明の段階では、止められそうな、批判されそうな要素に一言も触れないというテクニックを、白倉プロデューサーは用いたわけだ。
上記の言い回しを真似れば、仮面ライダー THE FIRSTは「ヒーロー映画だと思ったら、恋愛映画だったんですね」ということになるかもしれない。
仮面ライダー THE FIRSTの場合は予告や宣伝の段階でそういう匂いを出していたし(主題歌がバラードだとかね*2)、確かにヒーロー映画でもあったわけだが、ここまで一つの要素として恋愛を押し出しているとは(私は)思わなかったし、?D内での評価・感想を読むと、恋愛要素を期待していた人は多くはなさそうだ。
私も含め、そんな恋愛映画を期待していなくて、仮面ライダーだけを見たがっている客に仮面ライダー THE FIRSTを見せる事が出来たのは、予告編でしっかりと恋愛の匂いを出しつつも、同時に死神博士を喋らせ、怪奇風味溢れる改造の場面を使ったからに他ならない。恋愛要素とヒーロー・仮面ライダー要素の、いわゆる抱き合わせであり、これもテクニックだ。
話は変わるが(といって実は変わってないのだけども)、昨年から今年にかけて2chでは「何故今年の仮面ライダーに前科のある高寺氏をプロデューサーに起用したのか」という批判(というかなんというか)が見られた。前科とは即ち、高寺氏の前作、平成ライダー第一作の仮面ライダークウガで、氏の理想に予算やスケジュールが追いつかなくなった……例えば第2話の教会炎上シーンのために、わざわざ燃やすための教会を新しく建てる事で、予算の大部分を使ってしまった、ということを指す。
スケジュールや予算というプロデューサーにとって重要な点で失敗した人間に、またプロデューサーが務まるのだろうか、という懸念であり、また、その懸念は的中したような形で、高寺氏は今年の仮面ライダー、響鬼のプロデューサーを降板してしまった。
根拠のないまま文章の流れだけで推測するに、恐らく、高寺氏の企画書はテクニックの多用された、面白いものだったのではないかと思う。それこそ前の失敗を覆い隠すほどの期待を、偉い人々に抱かせる代物であったのではないか。それを提出できたからこそ、高寺氏は再びプロデューサーを任せられるに至ったのではないか、と。
自分の要求を、作家性を如何に通すかという点で、東映の、それも仮面ライダーシリーズを担当するプロデューサー達の手練手管から学べるものは多いだろう。
当サイト内の関連記事
2005年11月07日
うわ、全然駄目だ
書きたいと思っていた事がことごとくまとまらない。私は馬鹿だ。無能だ。屑だ。
2005年11月06日
勝手な想像ですけど
Haropyではid:nobody氏が大活躍している気がする。本家Tropyでは妖精現実の人が沢山いたような気がしていた。
つまり、私にとって、Tropyのシステムから受ける印象というのが、id:nobody氏の言説や妖精現実から受けるそれと同種のものだ、ということ。
Haropyについて、書かれそうなネタ
- Haropyができて、はてな周辺(何処)がさらに気持ち悪くなった
- Haropyのブックマークで?Bの注目のエントリーが汚れる
- 「Haropyに夢中なので更新ができません」「Haropyが面白過ぎて巡回ができません」
- Haropyには○○がない
- Haropyは終わった
- Haropyとはなんだったのか
- しなもんはかわいい
まあ、早い者勝ちということで(笑)。もしかして、もう出遅れてます?
一応私も参加しています(既に?Bとローカルで二三個ブックマークしています。?B汚してすいません)。たまにちょっと(どころではなく)ズレたことをやけに長文で書いてたり、それを消されたり。
Randomを押し続けてしまうというのは、アンテナで、無闇やたらとリロードしたり、更新されていないだろうなと思いながらも一番上のサイトから順番にアクセスしたりするのと同じ感じなんじゃないかと思った。どういう感じだ。謎。
2005年11月05日
こっちの涙が止まりません
ところで、このエピソードでコミックス第3巻のしめくくりとなります。現時点で打ち切りは決まっていませんので、「カナタ」の記録を抜きました。おめでとう、俺(TдT)!!
完成原稿速報051104
椎名先生……(TдT)
参考リンク
嫌がられるかもしれないけどシレッとリンクするよ
仮面ライダー THE FIRSTを見たよ
一文字隼人が暴走気味というか、本郷を悩めるヒーローの典型的な感じに、素直に悩んで素直に感情を乱すキャラクタにした反動なのか、脚本にしても演出にしても、一文字の描写は意図的に複雑にしている様な気がした。逆に言えば、力が入っているように見えた、ということね。端的に言うと、セリフがクサい。もうなんかね、凄いよ。これぞ井上節(というのが正しいかどうかは知らない)。高野八誠の抑えた演技と相まって、今時こんなキャラありか、というくらいの偽悪的で気障でそして一途でわりと馬鹿で実は良い奴で改造人間であることに肯定的で、ええと、すいません、カッコいいと思ってしまいました(わらい)。
もちろん、クサいのは一文字だけじゃなくて、本郷とヒロインの関係性の描写も物凄い。陳腐といってしまって良いかもしれない。キーワードは、水の結晶・心臓の鼓動(きゃあ!)・仮面(きゃあ!!)、そして俺はただ、美しいものを守りたいだけだ
というセリフ(ぎゃー!)。予告編で聞いて以来、どんな場面で使われるのかちょっと気になってたんだけど、まさかあの場面でね……。
そしてウェンツパート、「赤い糸」が出てきた時には頭を抱えそうになった。好きなんだ、こういうの。
こう書くと脚本が暴走しているように思われるかもしれないけれど、ちゃんと演出もクサいので安心してください(?)。長石監督って、凄いなぁ。いや、凄い。仮面ライダーと恋愛を一枚の絵にしてる。あと演出といえば、レッツゴー!ライダーキックとともに始まったあのタイトルバックはかなり好き。もっと長くやってくれて良かった。
以上、べた褒めですけど、肝心のアクションシーンはどうだったかというと、戦闘員とのバイクアクションシーンとか、vsスパイダーとか、本郷vs一文字とか、序盤〜中盤の見せ場が、そこに至るまでの溜めがあんまりない流れと相まって、微妙な感じ。人をそんなにぽんぽんぶっ飛ばさなくて良いんじゃないかぁ、とか。単純にあの手の描写が打撃の威力を感じられなくて好きじゃないというだけだけど。最終決戦は好き。というかコブラとスネークのアクションが良過ぎる。戦闘員のやられ方のエフェクトも怪奇路線(謎)で好き。
さらに、仮面ライダーになってない、この映画の本郷や一文字はヒーローではない、という人はいるかもしれないな、とは思った(というか、私がちょっとそう思った)。仮面を被らなければならない(顔を隠す)理由、顔を隠す事の苦悩、隠れた顔が明らかになった瞬間、とか、その辺は中盤で終わらせてしまって、最後までは持っていかないし、ことさら正義を謳うわけでもないから。ただ、30年以上の積み重ね末に、あえて単発の映画(最初はVシネの企画だったようだけど)として作られた作品で、わざわざ仮面の意味をラストまで引っ張る意味が、そして、今の世で大上段に振りかぶって正義を問い直す必要があるのだろうか、とも思う。それよりも、仮面の男がいて、その仮面が剥がされて、そこからどういう人間性が発露するのか、彼がヒーローとしてしなければならないことは何か、恋愛という観点から描こうとしたことは決して間違っていないのではないか、とか。結局描けたかどうか微妙というか、最終的に長石監督のリリシズムに任せっきりになってしまっていると思うけど、それは今後の課題ということで。白倉Pもここがゴールではない。ここから始めよう。影ではない、本当の仮面ライダーたちの旅を*
、と言っていることだし。
あと、なんだかんだでセックスは匂わせない(なんていっても水の結晶とガーベラだもんなー)ところは、白倉Pが(またもや)オールジェネレーションムービーを狙ったからなのか、井上氏が照れ臭かったからなのか、長石監督がそういうのを描かない人なのか。
続編とは言わないけど、この流れに沿った特撮作品をもう一本見たい。
仮面ライダー THE FIRSTを見た時、馬鹿な奴がいたというメモ
仮面ライダー THE FIRSTのエンドロールが終わり、劇場が明るくなった瞬間、私の席から三列ほど離れた、よりスクリーンに近い席に座っていた男二人組の片割れが、突然「金返せボケ」と声を上げた。私は冷や水を浴びせかけられたような気分になり、背中の辺りがささくれ立った感覚を覚えつつ、フラフラと、人の流れに従って劇場を出るだけだった。声を上げた男がどんな表情を浮かべていたか、その連れがどんな言葉をかけていたか、私以外の観客はどういう反応をしていたか、確かめられなかった。
彼が本当に映画の出来に怒り狂ったのかどうかはわからない。もしかすると、アンチ白倉、アンチ井上、あるいは平成に作られたライダーを一切認めない主義の人が、最後に声を荒らげるためだけに、劇場に来ていたのかもしれない。
さらに、彼のような人間というのは、特異なものではなく、どんなジャンルのどんな映画にもいるものなのかもしれない。どんな映画であれ、公開当日には、あの手の人間が現れるものなのかもしれない。
しかしそんなこと、どうでもいいことではある。どんな理由があっても、私はあのパフォーマンスを、出来はともかくとして、仮面ライダーに、映画に対して真っ向から取り組んだ作品、仮面ライダー THE FIRSTに比べて、あまりにも劣悪過ぎたあのパフォーマンスを、少なくとも観客の事を考えて作っていたであろう仮面ライダー THE FIRSTに比べて、悲しいほどに稚拙過ぎたあのパフォーマンスを、私は許す事が出来ないのだから。
許せない理由は簡単だ。あまりにも劣悪で、つまらなくて、くだらないからだ。「金を返せ」? なんだこの、劣悪で、つまらなくて、くだらない腐し方は。「自分はこの映画から金を払うに足りる価値を見いだせなかった」、ただそれだけのことを、汚い言葉で、大きな声で、言ってしまう事に何の意味があるのか? 何の価値があるというのか? 少なくとも、私にはないよ。仮面ライダー THE FIRSTの観客であると同時に「金返せ」の観客に(不本意ながらも)なってしまった、私には。不快なだけ。ただ、ここまで不快なものも日常生活ではなかなかお目に書かれない。希少性は価値に繋がらないが、文章を書くきっかけにはなる。というわけで、こうして紹介記事を書いている次第。
もしかすると、彼は映画代1500円ないしは1800円を薄い財布から捻出するため、昼飯を、時には夜飯を、何回か抜いてきたのかもしれない。ただ、だとしても、観客は製作の事情を察して評価しなければならないのでしょうかね?(わらい) 私はあの人のオタクではないからそんな事知りません(わらい)。
2005年11月04日
いつの間にやら
いつの間にか、?Dを始めて三ヶ月。ちょっと前までは三ヶ月継続してサイトの運営が出来なかったのになー(飽きっぽい性格なもので)。
やっぱ何事も力を抜いて適当にやるのが一番ですね。自分ルール、自分規則も出来るだけ作らないように(と言いながら、少しずつ出来上がっていってしまうのがのが自分ルールの恐ろしさ/記憶・記録の蓄積は呪いだ)。
仮面ライダー THE FIRSTが明日公開
なんか普通に楽しみにしている自分に気づいて微妙な気分に。もともとはVシネの企画なのだから予算も時間も(多分)そんなにかけられていないのだぞ、とおのれに言い聞かせているのだが……。
というか、やっぱり白倉Pは期待の煽り方が上手い。公式ブログで無駄に血が騒ぐ!なんて記事書かれたら、こっちの血だって騒ぐしついでに肉も舞うし骨だって削れる(屠殺場?(え? 屠殺場なのか?))。血が湧いて肉が踊って酒池肉林で無礼講で杯盤狼藉で、えーと……、素直に、楽しみです、って書いておこう。
この路線とは何か(?Bでブックマークされるには)
はてなブックマーク - 牛タンに命を懸けろ(仮題):10/31 rss、はてなブックマークという機能をはじめて知りました。 - livedoor Blog(ブログ)
- vooot
- 『[web][ニヤニヤ]なるほど、ブックマークされるにはこの路線だな……』
?Bでのコメントの意味をちょっと解説。端的に言うと、はてなのサービスに言及+ネットの情報や文化に疎い感じ+「自分の常識は世界の常識」的うっかり系お馬鹿さん、で、?Bの皆はクマクマ言いながらブックマークしてくれる。と思う。
(不毛な)議論になりやすい=ブックマークされやすい、かな?
Diary?::2005-11-02 06:42
- HTML
- ネチケット・ネットマナー
- 無断リンク
- トラックバック・コメント
- 著作権/同人
- 太平洋戦争
上記のリストは、不毛な論争の火種Diary?::2005-11-02 06:42
になりやすいものとして挙げられたもので、その共通点が以下。
Diary?::2005-11-02 06:42
- 聞き齧った知識でもそれなりに話が出来てしまう。
- 識者の人とそれ以外での格差が酷い。
- 感情優先もしくはその逆で両極端になりがち。
- 狂信的な人が多い。
というわけで、聞き齧った知識でもそれなりに話が出来てしまうDiary?::2005-11-02 06:42
というのが私の「ネットの情報や文化に疎い感じ」に、狂信的な人Diary?::2005-11-02 06:42
が「『自分の常識は世界の常識』的馬鹿」に対応しているような気がする。あ、しませんか。終わり。
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桐矢君の展開予想
響鬼をマターリ語るスレ●六之巻●
- 290 :名無しより愛をこめて :2005/11/03(木) 18:01:48 ID:bxfuTYci0
次回桐矢が明日夢とみどりがさらわれた事を知っても
心配ひとつせずに変身音叉の方に興味持ったんだったら嫌だなぁ。
少なくとも自分を逃がした明日夢には一言あってほしい。
響鬼をマターリ語るスレ●六之巻●
- 300 :名無しより愛をこめて :2005/11/04(金) 14:33:56 ID:Qj02MXad0
>>290
「敵に捕まるなんて君は本当にのろまな男だな。
そんなんじゃ鬼になんか到底なれないね 」
キリヤンなら言いかねん……
響鬼をマターリ語るスレ●六之巻●
- 302 :名無しより愛をこめて :2005/11/04(金) 20:12:40 ID:WMvfAz9o0
のろま、とは言わんだろう。「おまえ運動音痴じゃん」と返されることくらい考える。
あきらのことでも、イブキに向き不向きは言ってもなれるならないとは言わなかった。
自分が亡き親父を超えようとしてるくらいだもんな。
- 303 :名無しより愛をこめて :2005/11/04(金) 20:19:37 ID:wnbTjuNK0
敵に捕まるなんて、君は本当に状況判断のできないヤツだな。
君がもたもたしているせいでみどりさんまで捕まったんだぞ。
君、やっぱり鬼には向いてないんじゃないか?
囚われの明日夢達を助けるために、変身音叉を手にと
った可能性とかは最初から除外されてる雰囲気で、きりきりテラカワイソス。
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余談
「きりきり」をマークアップするには略語タグ(abbr
)がいいか定義語タグ(dfn
)が良いかちょっと迷った。結局dfn
に。間違ってる気が凄くするぜ。
あと、2chの書き込みのマークアップは、毎回凄く悩む。2chWeb製作板で話題になっているのを見て、さらに悩んでいる。
2005年11月01日
椅子落ち/吹いた/テラワロス
例によつてHTML/CSSの論爭。今後の展開のフォローは徳保さんにおまかせ。
闇黒日記 平成十七年十一月一日
思わずお茶を吹いて椅子から転げ落ちた(嘘)。
参考
- 引用の話題は野嵜さんにお任せ(趣味のWebデザイン)
追記
えっと、笑いどころ、わかります?