好きだ、という感覚は、当たり前だが、対象を外から見つめることだ。
「人間が好きだ」というのは、人間社会との摩擦、つまり人が好きになれないことと表裏一体だ。
好きになれない、入り込めない部分があってこそ、「やっぱり自分は人間が好きなのだ(ろうか)」と<再確認>する余地がある。好きになってからでなくては「好きでなくなる」ことができないように、「好きでない」という停止状態――それは嫌うという運動状態とは異なる――があってこそ「好き」になれる。
そしてまた、とことん離れることによってこそ、新たに接近するエネルギーを回復できるのだ、と感じる。
地球の大気圏を離脱したものだけが、大気圏に突入できる。
そのように、人間には、人間に出会えない。
っていうのは冗談半分で、あなた自身が疲れてませんか。たぶんこのサイトを定期的に読むようなかたは、がんばりすぎちゃうタイプが多いのでは、と思われるのですが(もちろんいろんなかたがいるでしょうけど)、しんそこ疲れてるときは、てってー的にぐーたらするしかありません。車でもガス欠じゃ動きません。だまされたと思ってパソコンの電源を切って、なんにもせずに一日中だらだら寝てみてください。目が覚めても「もっとだらだらするんだもんねー」というだらだらする鉄の意志でさらにいぎたなく、ふとんのなかでもぞもぞしよう。自然となんかやりたくなるまで、なんにもしないでGO!
「この本を読めば/この音楽を聴けば元気が出るよ」みたいな、外から刺激を入れて元気を誘発するんじゃなしに(それは実は、さらに疲れるのでは、ないでしょうか)、そーいう刺激をシャットアウトして、落ち込むとき元気が出ないときには、てってーてきにあるがままに落ち込んで、あとは自分の内側にゆだねるのさ。内側を信じて「手を離して」ごらん、魔法使い志望のみなさん。コワクナイヨ。
2002.02.20 こういうの、どーよ?
body { voice-family: "こおろぎさとみ", fairy, child; }
晴眼者にも音声ブラウザ普及のビジネスチャンス! 人気声優で「音声フォント」を作ると、それであれげなテキストを読み上げさせーな新たな創造分野?が出現するであろう。
まじめな話として、こうね――
body { voice-family: タンバリン, fairy, child; /* デフォ */ } a { voice-family: マリーベル, woman; /* リンク */ } em, q, blockquote { voice-family: ユーリ, man; /* 有標 */ } blockquote:before { sound: url("/sound/魔法の杖/変身.wav"); /* 何かこんな属性あったよね、名前違うかもだけど */ } blockquote:after { sound: url("/sound/魔法の杖/変身解除.wav"); } strong { voice-family: ビビアン, man; /* 強調*/ } img { voice-family: ローズ, robot, man; /* 画像 */ }
img要素の声を変えたい。img要素の読み上げ(alt属性ですな)が地の文と区別できないのは、ふべん。ウェブライター側で「~の写真」とか「~のイメージ」とかいちいち書くのうざいし。データ処理系なプログラムより、音声データそのものが売れる。
声のジェネリック・ファミリー。活字の serif, sans-serif が男声、女声なのは良いとして、fantasy にあたる fairy も必要であろう。男声、女声以外の声ってことで。でもって、monospace は robot 、非人間的なモノトーンな機械合成音声(ぜんぶそーだけど)。プログラムのソースのリストなんかは、robot声でたんたんと読み上げるのがよさげ。<pre>要素ね。
2002.02.20 「メモリの掃除屋さん」が ver.1.40 になりました。最適化後のメモリ再配置アルゴリズムを改善とのこと。「メモリの掃除屋さん」は、Windowsでの物理メモリ使用を最適化するフリーウェアです。Windowsを長時間起動していると全体に重くなることがありますが、そういった状態を自動的に検出し、解消を試みてくれます。
同様のツールとして、めもりーくりーなーが有名で使いやすくデザインも楽しくて多機能(SSTP=「何か」旧・偽春菜のおしゃべりにも対応)。「めもりーくりーなー」は自分自身が7MB程度のメモリを消費してしまうのが難点ですが(特に64MBや32MBの環境では)、512MBや1024MBのマシンなら問題ないでしょう。「めもりーくりーなー Light」なら自分自身のメモリ消費は3~4MBに抑えられるようです。ただ内容を見るとタイマーで定期的に動作するものなので、たとえば1時間に1度メモリ配置を最適化するように設定しておいて、まんなかの30分めくらいにマシンが重くなった場合は手動で何とかするしかないわけです。タイマー動作だと、ぎりぎりのところで動画をキャプチャーしたりCDを焼いていても、時間が来るとおかまいなしにメモリに干渉してくるので「最適化」のせいで逆にマシンがこける原因にもなります。
これに対して「メモリの掃除屋さん」は、危なくなりかけたら手がつけられなくなる前に自動的に状況を判断してすかさずメモリを再配置、CPUの負荷が高いときには動作を少し待つ、といった単純だけれども優れた設計。「めもりーくりーなー」が6~7MBを占有して常駐するのに対して「掃除屋さん」は極めて軽く1MBをわずかに越える程度。なので、32MBの古いマシンにすら、常駐はさせないけれど入れてます。実際に空きメモリを増やしてくれるので……。軽いぶん情報表示は必要最小限だけで、ほかに比べると見劣りします。
「メモリの掃除屋さん」の情報表示は、本当に必要最低限
軽量にして質実剛健。イチオシ
「めもりーくりーなー」は、にぎやかで楽しい
初心者にも人気のツールだ
表示のかっこよさでは、CareTaker(あまり有名でないかもしれませんが日本のソフトです)もオススメ。残り物理メモリがデジタルのスピードメーターのようにリアルタイムで大きく表示されるので今マシンがどういう状態にあるか、余裕で走っているのか、注意信号なのか、危険状態なのか、一目瞭然。情報は多ければ良いというわけでもありませんし。危なくなると自動的に何とかしようとしてくれる基本も「掃除屋さん」と同じ。また最前面表示でもマウスが乗ると隠れてくれるので(「めもりーくりーなー」でいう「ステルス」)じゃまになりません。かっこよい描画のぶん5MBくらいメモリを占有しますが「めもりーくりーなー」よりは軽く出来てます。
CareTakerは表示が美しい。これも検討に値する
画像はSlimバージョン
総合的には、「メモリの掃除屋さん」がおすすめですが、「掃除屋さん」は情報表示を常時最前面に出すと、その下にあるものをクリックしたりできないので、けっこうじゃま。しばらく使ってみて信用できると思ったら、情報を非表示にするのが良いでしょう。「掃除屋さん」は必要に応じて自動で掃除をスタートするので(所要時間10秒程度、タスクトレイのアイコンが赤くなるので分かる)、べつに情報ウィンドウを出してメモリの使用状況をユーザが見てなくても良いのです。また使用率を実際に表示しっぱなしにしてモニタしたいなら、CareTakerがいちばん見やすいように思います。
「掃除屋さん」も CareTaker も最初に設定をしたら、あとはほっぽっておけば良いもので、使い方は少しも難しくありません。ときどき Windows が妙に重くなる……というかたは、試してみると良いでしょう。
注意: メモリ管理系ツールにはデリケートな面があります。お使いの環境と相性が合わない場合もあります。
重要: ここでは紹介のために3つのツールを並べてありますが、実際には、メモリ管理ツールは1つだけ起動してください。複数のツールが同時にメモリに干渉して空きメモリを確保しようとすると、とんでもないことになりかねないので、どれかひとつ自分の気に入ったのを選んで使おう。
メモリと言えば、Mozilla 0.9.8 のメモリ管理は、かつてのモジラを思うと見違えるよう。20MBくらい平気で使うのは相変わらずですが、最小化すると、ぱっとメモリを解放して使用メモリ1~3MBまで下がるので、起動しっぱなしにしても気にならない。常駐(いわゆる簡易起動)も非常に現実的な選択になってきたと思います。