趣味Web 小説 2012-07-29

感想:DQXベータ 9.A連打

感想:DQXベータ 目次
  1. 孤独な旅立ち
  2. 絶望の雪原
  3. 暴虐の荒野
  4. 封印の森
  5. 悲しみの平原
  6. 旅の仲間たち
  7. 子どもは風の子
  8. 雑踏を歩く
  9. A連打
  10. 強者と弱者
  11. なお道険し
  12. 余白

1.

フォーラムに繰り返し出てきていたのが、「戦闘がつまらない」という意見。とくにレベル上げがかったるいのだという。

  1. 特技・魔法がMP制
  2. 格下狩りがおいしく、格上狩りがまずい
  3. 連携攻撃がない

焦点は、ほぼこの3点に絞られていたように思う。私は全て、現状維持希望でした。

2.特技・魔法はMP制がよい

DQ6やDQ7には消費MPゼロの特技がたくさんあり、戦闘のバランスが、そうした特技の使用を前提としたものになっていました。だからA連打で戦闘を済ませようとすると、レベル上げに苦労します。

DQ3の場合、最後のゾーマ城に到達するとザコ戦の単純化が極まって、「たたかう」と「どうぐ→賢者の石」の他にすることがなくなります。賢者も僧侶もラスト4連戦のためにMP温存。私はそんなDQ3が大好きですが、DQXのベータテスターフォーラムで声の大きい方々は、たぶんDQ3のそういうところは嫌いなのだろうと思う。

A連打では嫌だ、いろいろな特技を毎回のように使っていきたい。だからMP制ではダメ、そして特技の種類はもっともっとたくさんほしい……。ベータ段階で特技の種類は90を超えていました。それでも少ないという。私は現状ですら特技が多すぎると思っていたくらいなので、とても賛成できませんでした。

3.格下狩りがおいしいのは断然正しい

「レベル上げ」は、DQXで最も多くの時間を費やす作業のひとつ。だからこそ、経験値獲得効率の最もよい相手は「格下」がよいです。

「レベル上げ=格下狩り」なら、フレチャへの返信で動きが止まっても、手洗いや電話などで離席しても、転職してLv1に戻っても、「眠いので10分後に落ちます」といっても大丈夫です。最も多くの時間を過ごす部分だからこそ、「ゆるーい楽しみ方」ができる方がいい。

「たかがレベル上げ」で、いったんPTを組んだら気軽に抜けられない、離席できない、真剣に戦闘せよ、というのでは、私はDQXを楽しめません。緊張感のある戦闘は、クエストやストーリーを進める場面だけで十分です。強敵への挑戦は、レベル上げとは無縁の領域に隔離してほしい。

レベル差PT

格下狩りなら、レベル差PTで何ら問題ない。そしてレベル差PTは、決して妥協ではなく、むしろ楽しいものなのです。

まずレベル上げ自体、レベル差PTの方が楽しいです。「いかにして低レベルの人を守り抜くか」というミッションが追加されるので、戦闘にメリハリがつきます。そして、どんどんレベルが上がる人がPTに1人いるのは、とても愉快なこと。「おめでとう!」は、いう方も嬉しい。

適当にレベル上げ戦闘をしつつ「このあと何しよっか?」。3人くらいレベルが上がったら、一緒に旅立つ。「**さんのクエストを手伝いましょう!」「**まで道案内しますよ」などなど……。ストーリーやクエストを何度も楽しめます。一人で同じイベントを繰り返してもあまり面白くないかもしれないけれど、みんなでワイガヤしつつリプレイするのはとても楽しい。

レベル上げで集まって、誰かの希望を叶える旅で終る。DQXのマルチプレイは、美しいと思う。

4.連携攻撃はない方がいい

同格狩りや格上狩りの報酬が増えたら、私のような弱者は、レベル上げPTに入るのにも苦労するし、何とか入れても「怒られたら下がるのは基本」「意味なく怒らせないで」「無駄に炎くらうのやめてね」などといわれ続けることになる。

頭を使う戦闘は疲れちゃうから、レベル上げの戦闘はA連打がいい……というのが、私のような弱者の思い。誰にも強要されないなら、連携攻撃があってもいい。でも、きっとそうはいかない。確率的に勝手に発動するタイプの連携攻撃ならいいけれど、意図して操作して出すタイプの連携攻撃は、マルチプレイのハードルを高くすると思う。

5.

DQXは弱者に優しい作品であり続けてほしい。レベルや職業を問わずレベル上げPTに入れてもらえて、A連打で問題なく戦闘でき、最後に「今日は楽しかった! また一緒に遊ぼうね~」と終れる状態を維持してほしいのです。

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